『働きたくても働けない』母親を支援する新たな雇用創出プロジェクト

障がい者を育児する母親の新たな働く場を提供

日本には、育児をしながらも『本当は働きたい』と感じている障がい者を育てる母親たちがいます。しかし、育児の大変さや地域で支援を受けられない状況により、彼女たちは『働きたくても働けない』という現実に直面しています。

2017年のデータによると、障がい児を育てている母親の常勤雇用率はわずか5％、一方で健常児を育てる母親は34％という厳しい数字が示されています。非正規雇用に関しても健常児の母親は71％にのぼるのに対し、障がい児を育てる母親は49％にとどまります。この結果、51％の母親が『働きたい』との意向を持ちつつも、実現できていないのが現状です。つまり、日本全国で約16万4208人の母親がこの問題を抱えています。

このような背景を受けて、一般社団法人Hito Rehaはクラウドファンディングを立ち上げました。プロジェクトの目的は大きく3つ。

クラウドファンディングの目的

1. 優しさと温かさを持った地域社会の実現
何気ない一言が人々を温かくする地域を目指します。障がい者とその家族が孤立しないための取り組みを行います。
2. 母親の『働きたい』という声に応える
障がい児を育てる母親が持つ希望を叶えるために、新たな雇用機会を作り出します。彼女たちが働くためのサポートを提供します。
3. 全ての人に勇気と希望を与える
障がいの有無に関わらず、共に歩むことができる社会を築くため、勇気を持てる環境を整えます。

この取り組みを通じて、障がい者とその家族が生き生きとした生活を送る手助けができると信じています。私たちが作りたいのは、ただの雇用の提供に留まらず、絆を深め、幸せな地域を築くことです。

Hito Rehaについて

一般社団法人Hito Rehaは、すべての人が共にいろどりある暮らしを実現することを理念として活動しています。主な事業には障がいを持つ子どもを育てる家族のための雇用創出と、オンラインコミュニティの運営があります。私たちの様々な取り組みが、障がいを持つ方々とその家族が地域社会でより良く生活できるよう努めています。