リブグラフィが新開発した吸音パネル
株式会社リブグラフィは、従来の吸音材の常識を覆す新たな吸音材料を開発しました。この新製品は、軽量でありながら遮音性とデザイン性を兼ね備え、さまざまな使用環境に適応可能です。特許出願中のこのパネル状材料は、フェルトとポリエステル不織布の複層構造を持ち、1平方メートルあたりの重さが3kg未満という軽さを実現しています。
従来の石膏ボードと比較しても、その重量は半分以下。これにより、空間の設計や施工がしやすくなることでしょう。加えて、この材料は見た目にも優れ、パネルとしてそのまま使用できるため、インテリアとしても違和感のないデザインを実現しました。
意匠性と防音性の両立
今回開発された吸音材の大きな特徴は、意匠性の向上です。一般的な吸音材や遮音材では、表面仕上げが必要になることが多いですが、新しい製品ではパネルのまま住宅などで使用可能です。フェルト特有の柔らかな質感と温かみのあるデザインが、住空間に新たな魅力をもたらします。さらに、表裏で異なるデザインを選ぶこともでき、インテリアに合わせたカスタマイズが可能です。
吸音・遮音性能の向上
この吸音材料は、吸音性と遮音性をバランスよく兼ね備えており、その結果として防音性能が大幅に向上しました。ポリエステル素材を使用することで、長期耐久性も確保されています。また、グラスウール特有の皮膚への刺激性もないため、安心して使用できます。
新しいパネルは、一般的なアイテムに比べて高い防音性を発揮しながら、軽量という特徴を持つため、あらゆるプロダクトに融合させることができます。さらに、吸音面と遮音面の使い分けも可能で、利用範囲は無限大です。
カスタマイズ性と加工性
この製品は、その利便性からさまざまなカスタマイズが可能です。吸音性、遮音性だけでなく、厚みや重量、表面の生地など、多岐にわたって選択肢があります。また、適度な剛性を備えたこの材料は加工性にも優れ、木組みの構造や空間を仕切るブースなどにも利用できるため、さまざまな場所での利用が期待されます。
会社情報
株式会社リブグラフィは、大阪府大阪市に本社を構え、60年以上の歴史を有する企業です。工業用の防振ゴムや吸音材を販売する業務を展開しており、建設機械や新幹線、風力発電など多岐にわたる分野で培った技術をもとに、今後も新しい製品を社会に提供し続けることを目指しています。
公式サイトでは、リブグラフィの製品情報やお問い合わせ先も記載されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
リブグラフィ公式サイト