青森県鯵ヶ沢の日帰り温泉『海のしずく』が新たなオーナーに引き継がれる
最近、M&Aプラットフォーム「TRANBI」において、青森県鯵ヶ沢町に位置する日帰り温泉「海のしずく」が新たな承継先とマッチングし、成約に至ったことが発表されました。この成約は、地域の発展やコミュニティの存続に寄与し、地元住民の生活の質(QOL)の向上に期待が寄せられています。
本件の概要
- - 成約案件: 日帰り温泉「海のしずく」
- - 譲渡企業: 株式会社白神(代表: 成田和正氏)
- - 譲受企業: Ichigo Ventures株式会社(代表: 佐々木嶺一氏)
- - 成約日: 2024年9月24日
- - マッチングプラットフォーム: TRANBI
「海のしずく」は、五能線の鳴沢駅から車でわずか5分の距離に位置し、日本海の近くにある温泉施設です。20年以上にわたり、地元の方々に愛され続けてきました。今回の事業承継を通じて、地域の人々にとってのよりどころが維持され、地域魅力の向上が期待されます。
成約の背景
この温泉の運営は、和正さんとその祖父・正義さんによって始まりました。正義さんは温泉好きで、共に出資して事業を継承し内装のリニューアルを行い、「海のしずく」をオープンさせました。しかし、数年前に正義さんが交通事故で障害を負ったことから、運営が難しくなりました。そのため、海外でビジネスを行っていた孫の成田さんがこの事業を引き継ぎました。
一時帰国している間、事業を続けていましたが、コロナが収束すると海外での仕事が多忙になり、ついに「海のしずく」を他の方に譲る決断を下しました。成田さんはTRANBIの青森県版で相談し、通常は匿名の情報掲載が行われる中、事業の魅力に共感してくれる方々からのオファーを受けられる可能性を感じ、事業内容を公開し承継先を募集しました。
問い合わせは50件を超え、その中から投資家であり実業家の佐々木さんとの出会いがありました。彼は事業のポテンシャルをすぐに見抜き、譲受けを決定。成田さんも佐々木さん提案のビジョンに共感し、成約が成立しました。佐々木さんは、今回の事業承継を通じて地域の価値向上に向けた施設へと変貌を遂げることが目標です。
成約により、譲受企業は地域経済に貢献する新たなサービスの提供を実現し、譲渡企業のノウハウや地域資産を最大限に活用することが期待されています。
成田さんの感想
前オーナーである成田さんは、TRANBIに問い合わせた際の迅速なレスポンスに感謝しています。「特に雪深い冬にもかかわらず、現地まで足を運んでくれました。その結果、素晴らしい佐々木さんと出会うことができ、本当に良かったと思っています。この成約が地域により貢献する事業となることが非常に楽しみです」と述べています。
今後、「海のしずく」が地域に更なる貢献を果たすことが期待されています。
TRANBIについて
「TRANBI」は、全国の中小企業のM&Aマッチングを支援するオンラインプラットフォームであり、個人や企業がM&A案件を自由に検索し、閲覧、交渉することができる環境を提供しています。
詳しくは、株式会社トランビの公式サイトを訪れてみてください。
株式会社トランビ公式サイト
≪本件に関するお問い合わせ先≫
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