ForescoutとNetskopeが手を組む
サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるForescout Technologies Inc.と、クラウドおよびAI時代に対応した最新技術を誇るNetskope(NASDAQ: NTSK)が、新たなパートナーシップを発表しました。この共同ソリューションは、2026年2月26日に公開され、IT、OT、IoT、IoMTのあらゆるデバイスに対してゼロトラストセキュリティを提供することを目的としています。ForescoutのリアルタイムデバイスインテリジェンスとNetskopeの高度なAIおよびクラウドセキュリティを融合させることで、デバイスの接続元に関わらず常時適応されるアクセス制御が実現されます。
概要と特長
この共同ソリューションによって、顧客はデバイスの種類や所在に関係なく、ゼロトラストポリシーを包括的に適用することができます。一般的なゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューションが南北トラフィックのみに対応する場合が多い中、本ソリューションはローカルネットワークレベルの通信も保護する点が特に優れています。Forescoutが提供するルーターやファイアウォール配下の資産をリアルタイムで検出・評価し、Netskopeの適応型プライベートアクセス制御と組み合わせることで、コンテキストとリスクが常に評価されます。これにより、企業全体のラテラルムーブメントの抑制と自動修復が可能となります。
世界有数の金融企業との協業
特に注目すべきは、Fortune 500に名を連ねる金融サービス企業との共同開発です。この企業は、数十万台のデバイスを把握し、リモートとオンプレミス環境におけるカバレッジのギャップを解消するために、ForescoutとNetskopeの統合ソリューションを使用しています。これにより、可視性が劇的に向上し、コンプライアンスとリスク管理のための重要なツールとして活用されています。
ForescoutとNetskopeのCEOのコメント
ForescoutのCEO、Barry Mainz氏は次のように述べています。「私たちは組織が攻撃対象面を縮小できるよう支援し、デバイスやアプリケーション、ユーザーの数が増えていく中、Netskopeとの連携を通じて自社環境全体の可視性と制御を提供します。」
一方、NetskopeのCEO、Sanjay Beri氏も「クラウドとAIの時代には、データを保護するためのゼロトラストアプローチが必須です。Forescoutとの共同ソリューションは、企業が求めるスケールや速度、そして多様性に対応し、統合されたセキュアアクセスを提供します」と語っています。
市場のニーズと課題
現在、多くの企業は個別のソリューションを採用していますが、これらが連携していない場合が多く、可視性の欠如や制御の制限が問題となっています。企業は、ユーザーやデバイスすべてにおいて一貫したポリシー適用を求めており、シームレスかつ包括的なセキュアアクセスを実現できるソリューションが必要です。
共同ソリューションの導入メリット
この新たな共同ソリューションには、多くのメリットがあります。以下に主なポイントを挙げます:
- - ユニバーサルなゼロトラストポリシー:あらゆるデバイスにわたり、一貫性のある詳細なセキュリティルールを採用。
- - 可視化とリスク評価:ローカルエンドポイントや非管理型IoTデバイスを特定し、セキュリティの死角を排除。
- - ラテラルムーブメントの管理:ネットワークトラフィックを制御し、脅威の拡散を未然に防ぐ。
- - コンプライアンス効率化:非管理デバイスが企業基準を満たすことを促し、HIPAAなどの準拠を容易にする。
- - 適応型セキュリティの実現:リアルタイムでのアクセス判定とポリシー調整。
これらの強力な機能により、ForescoutとNetskopeの共同ソリューションは、現代のサイバー脅威に対抗するための強力な武器となるでしょう。