北海道豊富町で新たなヘルスツーリズムを考える特別研究会
一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会が主催する「特別研究会 in HOKKAIDO」が、2025年12月8日(月)に北海道天塩郡豊富町で開催されます。本イベントは、豊富温泉と地域観光の結びつきから新たな健康づくりの形を探求することを目的としています。
開催の背景
日本は温泉大国として知られていますが、豊富町の豊富温泉は特に注目されています。油分を含む独特の泉質を持ち、自然の恵みが豊富なこの地域では、観光と健康が一体となった新たなヘルスツーリズムの基盤が形成されつつあります。特別研究会では、このユニークな温泉の価値を認識し、その可能性を広げる活動が続けられています。
イベントの詳細
会場は「定住支援センターふらっときた」で、参加費は無料。ヘルスツーリズムに興味を持つすべての方に開放されており、定員は50名です。公式サイトからの申し込みが必要です。
プログラム概要
当日は以下のようなプログラムが予定されています:
- - 開会式 (13:00-13:05)
- - 歓迎の挨拶 (豊富町長 河田誠一氏)
- - 基調講演
- 健康日本21についての講演
- 豊富温泉の持つ価値に関する講演
- 看護の観点からの豊富温泉の位置づけ
- スキンウェルネスに関する講演
- 豊富温泉と地域観光の融合に関する討論
登壇者紹介
講演者には、著名な専門家が名を連ねています。東京医科大学名誉教授や杏林大学の研究員、豊富町の健康支援大使である元日本看護連盟の会長など、各分野からの専門的な知見が集まります。
地域社会の健康づくり
この研究会の目的は、豊富温泉の価値を理解し、地域が一体となって健康づくりを進めることです。特に「健康日本21」プロジェクトの一環として、地域住民や観光客を対象に持続可能な健康推進策を展開していくことが期待されています。
今後の予定
さらに、北海道経済センターでは別日に「リハビリ・レスパイト・ケアツーリズム推進事業」の成果報告会も予定されています。このようなイベントを通じて、地域全体で健康づくりのプラットフォームを形成していくことが重要です。
個々の健康意識を高め、地域全体での取り組みを連携させることで、さらなる発展が期待されます。この機会に、ぜひ豊富町の魅力とヘルスツーリズムの融合に触れてみてはいかがでしょうか。