日本規格協会、照明制御システムに関する新しい国際規格の邦訳を発刊

照明制御システムの新たな国際規格の邦訳版

一般財団法人日本規格協会は、2025年10月1日に照明制御システムに関連する国際規格の邦訳版を発行したことを発表しました。これは、我が国における照明技術の発展と革新を推進するための重要なステップです。照明制御システムの国際規格は、電子照明機器のデジタル信号による制御方法を規定するもので、特にIEC 62386シリーズがその中心的な役割を果たしています。

IEC 62386シリーズとは？

IEC 62386シリーズは、デジタル調光照明インタフェースに関する国際的な規格として、電子機器の効率的で柔軟な制御を実現するための指針を提供しています。これにより、照明の設定や調整をより簡単に行えるようになり、ユーザーにとっての利便性が向上します。

発行された邦訳版の詳細

1. IEC 62386-101 Ed. 3.0:2022 (b)
- 内容: システム構成要素に関する一般的な要求事項
- 価格: 邦訳版は137,313円（税込）
- ページ数: 132ページ

2. IEC 62386-102 Ed. 3.0:2022 (b)
- 内容: 制御装置に関する一般的な要求事項
- 価格: 邦訳版は137,313円（税込）
- ページ数: 164ページ

3. IEC 62386-103 Ed. 2.0:2022 (b)
- 内容: 制御デバイスに関する一般的な要求事項
- 価格: 邦訳版は137,313円（税込）
- ページ数: 146ページ

4. IEC 62386-207 Ed. 2.0:2018 (b)
- 内容: LEDモジュールに関する個別の要求事項
- 価格: 邦訳版は58,311円（税込）
- ページ数: 46ページ

これらの邦訳版は、英日対訳として提供されており、専門家や業界関係者にとって利用しやすい形式となっています。提供された情報は、システム設計や導入に役立つナビゲーションとして機能します。