ペイトナー、12億円の資金調達を成功
ペイトナー株式会社は、約12億円の資金を調達し、フリーランス向けのファクタリングサービスの更なる強化を図ることを発表しました。この資金調達は、ペイトナーが「成長する全てのビジネスの、お金のストレスをなくす」というミッションを持ちながら、特に資金繰りに悩むフリーランスや中小企業を支援するために行われました。
事業の背景と目的
ペイトナーは、2019年の創業以来、フリーランスや小規模事業者向けに、受け取りから振込まで自動化された請求書受領サービスと、請求書先払いサービス「ペイトナー ファクタリング」を提供し、順調に成長しています。このサービスは、融資や借入が難しいフリーランスが直面している資金繰りの課題を解消することを目的としています。今回の資金調達を通じて、同社はさらにサービスを拡充し、シェアNo.1を目指す懐を広げていく考えです。
資金調達の詳細
調達金額は約12億円。この資金は、新たな人材の採用や組織体制の強化、プロダクトの機能向上、そして株式上場に向けた準備に使用される予定です。調達方法は第三者割当増資であり、複数の投資家がこのラウンドに参加しています。
参加した投資先の概要
1.
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社の坂本匠氏は、ペイトナーのサービスが日本のスモールビジネス事業者にとって重要な解決策であると評価し、成長を支援したいと述べています。
2.
ニッセイキャピタル株式会社の松尾健介氏は、独自の審査体制に基づくスピード感が同社の魅力であり、急成長中のペイトナーに投資することを喜ばしく思っています。
3.
Angel Bridge株式会社の河西佑太郎氏は、ペイトナーのオンライン2者間ファクタリングサービスがフリーランス市場において不可欠な存在となりつつあると話しています。
また、
Spiral Innovation Partners株式会社の松本泰拓氏は、ペイトナーが地方の個人事業主やフリーランスの安定的な資金調達を実現することが地域経済の活性化に寄与するとの見解を示しました。
ペイトナーの未来と展望
ペイトナーは、現在累計申込件数が20万件を突破しており、着実にスモールビジネス事業者への浸透を図っています。今後もこれらの投資を生かし、さらなる成長を遂げることが期待され、資金繰りに困る多くのフリーランスや中小企業にとって大きな支えとなるでしょう。
同社は、出資者やパートナーたちと共に、成長に向けた各種支援を行い、ビジネスの発展を支えるプラットフォームを構築していく考えです。これにより、未来のフリーランス市場のさらなる発展に寄与し続ける意向を示しています。
企業情報
ペイトナーの本社は東京都港区にあり、代表取締役社長の阪井優氏が率いる企業です。公式ウェブサイトは
こちらです。今後もペイトナーからの新しいサービスや情報に注目していきたいと思います。