アップサイクル革新
2025-04-02 10:52:33

青森から世界へ!アップサイクル革新『RINGO-TEX』の挑戦

青森からの挑戦、アップサイクル技術の未来



青森県は日本一のりんご生産地として知られていますが、りんご農家の高齢化問題や後継者不足、さらにりんごの加工過程で発生する廃棄物が大きな課題となっています。そこで登場したのが、appcycle株式会社です。このスタートアップは、りんごの残渣を活用した合成皮革『RINGO-TEX®』を開発し、地域課題の解決に取り組んでいます。

資金調達でさらに飛躍



appcycleは、先日みずほ銀行からデットファイナンスによる資金調達を実施しました。青森県のシード期スタートアップに対するプロパー融資の第1号となります。この資金を使って、新たな素材開発や製造体制の強化を図り、全国および世界への販路拡大を目指します。
代表の藤巻圭氏は、この資金調達が地域の自信となり、社会的課題解決を進める意義を強調しています。

『RINGO-TEX®』の魅力



『RINGO-TEX®』は、廃棄されるりんごの残渣を使用した革新性のある合成皮革です。すでに、ANAのグリーンジャetのヘッドレストカバーや青森出身のアパレルブランドとのコラボ商品、さらにはSEIKOのオフィシャルウォッチの革バンドなど、様々な製品に採用されています。これにより、環境への配慮が求められる今の時代にマッチした商品として注目を集めています。

未来の展望



appcycleは、新素材の研究開発を強化し、りんごの剪定枝や果皮を使った新たな繊維素材の開発に取り組む計画です。また、品質管理を強化し、生産効率を向上させるための設備投資も進めていきます。さらに、国内外のアパレル市場や自動車産業への販路拡大を目指し、環境配慮型素材としての認知度向上に努めます。
最終的には、青森の地域産業を支えつつ、地元の農家や研究機関との連携を強化し、持続可能な社会を実現するための新たな雇用も創出していくことを目指します。

地域貢献と企業成長



appcycleの挑戦は、単なるビジネスの成功を越えて、地域社会や環境への貢献も視野に入れています。青森県の一次産業や廃棄物問題に立ち向かうことで、地元経済を活性化し、新しい価値を創造する企業姿勢は、多くの人々から期待を寄せられています。今後の展開にも要注目です!

このように、appcycle株式会社は、青森の地域資源をビジネスに生かすことで、環境に配慮した製品の提供と地域課題の解決を同時に実現しようとしています。『RINGO-TEX®』を通じて、新しい価値に挑戦し続ける彼らの姿勢は、他の地域や企業にとっても大いに参考になるモデルケースです。

【会社概要】
社名 : appcycle株式会社
代表取締役 : 藤巻 圭
所在地 : 青森県青森市千刈4-2-4
設立 : 2022年5月
URL : appcycle.jp


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会社情報

会社名
appcycle株式会社
住所
青森県青森市千刈4-2-4
電話番号

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サードペディア百科事典: 青森県 青森市 RINGO-TEX appcycle

Wiki3: 青森県 青森市 RINGO-TEX appcycle

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