TSP太陽が横浜市SDGs認証を取得
2023年、TSP太陽が横浜市が運営するSDGs認証制度“Y-SDGs”において、認証を受けたことが発表されました。当社は、活動を通じて持続可能な社会の実現に向けた真摯な取り組みが評価され、90者の中から認証事業者として選ばれました。
SDGsに向けた多角的な取り組み
横浜市の“Y-SDGs”は、E・S・G・Lの4つの分野に関連する30の評価項目から成り立っており、環境、社会、ガバナンス、地域における各種取り組みが求められています。例えば、環境面では気候変動への具体的な対策や生物多様性への配慮が必要とされており、社会面では多様な人材が活躍できる環境の整備やハラスメント防止が求められています。また、ガバナンスでは情報セキュリティ対策や企業の社会的責任が、地域面では地域とのコミュニケーションや地域経済に貢献する製品の提供が重要視されています。
TSP太陽の活動内容
TSP太陽は、年間1,100件以上のイベントに携わるプロデュース企業として、まちづくりへの貢献を重要視しています。具体的には、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」といった目標に向けた多様なアクションを展開しています。
例えば、和歌山県白浜町で開催された「ドリームデイ・アット・ザ・ズー 2024 in アドベンチャーワールド」において、イベントで発生した廃材を使って障がいを持つお子さんたちと共に「膜アート」の制作を行うなど、新たな価値の創出に努めています。これにより、地域への貢献に加え、社内でのリユース文化を推進しているのです。
GREEN×EXPO2027への連携
また、TSP太陽は2027年に開催されるGREEN×EXPO2027に向け、サステイナブルな「GREENサーキュラー建築」の実装を目指しています。この大規模な国際的なイベントでは、当社が「GX House」代行サービスの提供者として認定されており、日本国内と海外からの出展者に対してリユース型建築の設計施工を行います。
「GX House」は、素材の調達から建設、運用、撤去、再利用に至るまで廃棄物ゼロを目指しており、環境への負担を最小限に抑えることに寄与します。これにより、サステイナブルな開催を支援することを使命としています。
TSP太陽の今後の展望
今後、TSP太陽は地域のSDGsに貢献する活動をより一層積極的に進めていく所存です。持続可能な未来を築くために、企業としての責任を果たし、社会課題の解決に向けた取り組みを推進していきます。
認証制度の背景
TSP太陽のSDGs認証に関する選定は、地域の持続可能な開発目標の達成に寄与する事業者としての地位を確立し、今後の社会活動に大きな影響をもたらすことが期待されています。SDGsに関心のある方々にも、当社の活動を通じて一緒に考えていただければと願っています。
今後も継続して、地域貢献を目指す「TSP太陽」の活動から目が離せません。