大画面での思い出共有を実現する『Hale Orb』
2018年1月、ラスベガスで開催された世界最大のコンシューマープロダクト見本市「CES 2018」において、IoTデバイスの『Hale Orb』が「CES 2018 Innovation Awards」を受賞しました。この受賞は、約4000社の中から選ばれた革新的な製品に贈られるものであり、その注目度の高さを物語っています。
家族の思い出を大画面で
『Hale Orb』は、家族写真や動画を大画面テレビで手軽に楽しむことができる素晴らしいデバイスです。このデバイスは、2017年6月に米国のクラウドファンディングサイトでの予約注文を受け付け、わずか40時間で目標額を達成しました。現在も先行予約が進行中で、2018年2月中旬の出荷を予定しています。
『Hale Orb』は、家族のSNSやメールを接続することで、プライベートなアルバムを簡単に作成できます。球型のリモコン「Orb」は、新しい画像の到着を光と音で知らせ、ワンタッチ操作で美しくレイアウトされた無数の写真や動画をテレビ画面で楽しむことができるのです。
直感的操作で誰もが使える
このデバイスは、使いやすさが重要視されており、高速で滑らかなユーザーインターフェースが統合されています。ボイス入力を中心とした直感的な操作で、誰でも簡単に使用できる家庭内の体験を提供します。また、クラウド上に保存された家族の思い出を大画面で共有することで、コミュニケーションを活性化させることができます。将来的には、さまざまなスマートホーム機器やインターネットコンテンツにアクセスできるアプリケーションの追加も予定されています。
創業者のビジョン
『Hale Orb』の開発を手掛けた三浦謙太郎氏は、ソニーで「VAIO」や小型情報端末「クリエ」の商品企画に携わり、後にはウェアラブルデバイス「Misfit Shine」のプロジェクトにも参画してきました。彼の目指すところは、テクノロジーに精通していない若者や高齢者も含め、全ての人が楽しく、簡単に利用できるリビング体験の実現です。
ハワイ語で「家」を意味する「halē」と、英語で「球」を意味する「orb」がその名前の由来です。この名前には、家族の絆を深めるための思いが込められています。
CES2018の出展情報
『Hale Orb』は「CES 2018」で大変注目を集め、出展場所はTech East内の「Japan Tech」エリアです。公式サイトでは、最新情報が告知されています。
商品概要
- - 商品名: Hale Orb(ハレオーブ)
- - 販売価格: 229ドル(先行販売価格)〜
- - サイズ: 80mm x 80mm x 80mm
- - 重さ: 約200g(予定)
- - バッテリー持続時間: 待機状態で1週間以上を予定
- - URL: Hale Orb公式サイト
DouZen, Inc.について
サンフランシスコに本社を置くDouZen, Inc.は、ソニーやMITメディアラボ出身のメンバーが中心のスタートアップです。次世代のリビング体験『Hale Orb』に関連するハードおよびソフトの開発を行っています。会社は2011年に設立された若い企業で、その成長が期待されます。さらに詳細情報は、
DouZen公式サイトで確認できます。