2026年2月、東京芸術劇場が主催する新たな舞台作品が、シアターイーストで上演されます。その名も橋本ロマンスとサエボーグによる新作パフォーマンスです。この舞台は、両者の独特なスタイルを融合させた作品となっており、まさに期待が高まるプロジェクトです。
橋本ロマンスは、現代社会の厳しい現実に立ち向かうダンス作品を数多く発表している新進気鋭の振付家です。一方、サエボーグはラテックス製のボディスーツを用いた独自のパフォーマンススタイルを持つ美術家であり、固定観念を打破する作品作りに挑戦しています。両者が力を合わせ、どのような新しい表現を生み出すのか、多くの人々が注目しています。
このパフォーマンスに参加するための着ぐるみパフォーマーのオーディションが開催されることが発表されました。応募者は、リハーサルおよび公演日程に参加可能であり、身長が152cmから164cmの20歳以上の方が対象です。パフォーマンスでは、ラテックス製のスーツを着用し、豚や牛などの家畜の役を演じます。このアプローチは、観客との交流を図り、言葉を超えたコミュニケーションを実現することを目指しています。
現代アートに興味がある初心者も歓迎とのことですので、経験の有無は問いません。応募には、オーディション専用のフォームから申し込みを行う必要があります。選考は二段階に分かれており、一時選考は2025年7月に締め切り、二次選考が8月に行われる予定です。最終的に選ばれた参加者には、全日程終了後に10万円の出演料が支払われます。もちろん、交通費や宿泊費は自己負担となりますので、その点も留意が必要です。
アーティストプロフィールを見てみると、橋本ロマンスは東京都出身で多様な視点からアートを提示する振付家として毎年のように様々な賞を受賞しています。主な作品には「饗宴/SYMPOSION」や「デビルダンス」などがあります。一方、サエボーグは自作のラテックススーツを通じて、身分や人間性を超えたパフォーマンスを展開することに挑戦しています。これまでにも多くの大規模なイベントで国際的な評価を得ています。
本公演は2026年2月11日から15日までの5日間、東京芸術劇場シアターイーストで行われます。アートに興味がある方は、この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。未来のアーティストが集まる劇場での新たな試み、そして新しい表現に触れる特別な時間になることでしょう。詳しい応募要項は東京芸術劇場の公式サイトにてご覧いただけますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。