富士スピードウェイと静岡県が締結した新たな連携
静岡県は富士スピードウェイと「地域連携パートナーシップ」を締結し、モータースポーツ振興と地域の活性化を図ることとなりました。この連携は、全日本スーパーフォーミュラ選手権の開催を通じて、地域の魅力を発信し、観光客を惹きつけることを目的としています。
地域連携の目的と背景
静岡県内でのスーパー・フォーミュラの開催は、地域活性化の大きな一助となることが期待されています。株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、すでに他の地域と連携し、モータースポーツを通じた観光事業を進めてきました。特に富士スピードウェイでのイベント開催は、昨年約5万人を動員し、地域のPRに多大な影響を与えました。
このたびの静岡県との連携により、鈴鹿市や小山町、御殿場市、裾野市といった他の自治体とも協力しながら、さらに広域的な地域活性化を进めていくことが目指されています。JRPは、モータースポーツの一層の振興を図りつつ、観光地としての魅力を県内外に広めていきます。
具体的な取り組み内容
連携の一環として、富士スピードウェイでの大会に合わせて、静岡県PRブースが設置される予定です。来場者には県内の観光情報が提供される一方、各種イベントを通じて静岡県の魅力を直接伝えます。
さらに、SUPER FORMULAの公式アプリ『SFgo』を利用したGPSチェックインキャンペーンも実施予定です。チェックイン機能を活用することで、来場者は県内の観光地を巡りながら特典をゲットできる仕組みが整えられています。このキャンペーンは2025年7月の大会に合わせて実施される予定です。
モータースポーツツーリズムの推進
この取り組みを通じて、JRPは地域に根付いたモータースポーツの振興を目指しています。各地域との連携を強化することにより、モータースポーツツーリズムの確立が進められ、地域経済の活性化にも寄与することでしょう。
JRPは、今後も他の地域との連携を進めていく意向で、モータースポーツ関連のイベントを通じて観光客を惹きつけるためさまざまな施策を検討しています。今回の静岡県との連携は、全国各地で行われるSUPER FORMULAシリーズの中での重要なプロジェクトとして、大きな期待が寄せられています。
結論
今回の富士スピードウェイと静岡県との連携は、モータースポーツ振興と地域活性化を同時に実現するための新たな一歩です。地域とイベントの連携を強化することで、観光産業にも貢献し、富士スピードウェイを中心にした新しい観光地のブランド化が進められることでしょう。