おかぴファーマシー、LINE版『とどくすりⓇ』をスタート
TOPPANホールディングスのグループ会社、おかぴファーマシーシステム株式会社は、2024年7月10日から新たにLINEを利用した処方せん薬の宅配サービス『とどくすりⓇ』を提供始めました。このサービスにより、利用者は自宅で薬を受け取る際の手続きをLINE内で簡単に行えるようになり、特に高齢者の利便性が向上しています。
LINE版『とどくすりⓇ』の誕生背景
従来の『とどくすりⓇ』サービスではWebサイトやEメールを利用する必要があり、複雑な手続きが求められていました。これに対して、高齢者を中心としたユーザーからはシンプルなシステムへの要望が寄せられていました。一方、LINEの利用率は年齢を問わず高く、60代でも86.3%が活用していることから、改革の必要性が見えてきました。このような背景を受けて、LINE上での手続きが可能となる新サービスの開発が実現しました。
LINE版『とどくすりⓇ』の特長
新たに提供されるLINE版『とどくすりⓇ』には、便利さを追求した特長があります。
1.
LINEのIDで全てが完結
利用者はLINEのアカウントのIDのみで、会員登録や宅配の申し込み、メッセージ受信、オンライン服薬指導などの一連の操作が行えるようになりました。これにより、複数のIDやパスワードを管理する手間が省かれます。すでに利用中の方も、既存のIDを引き継ぐことが可能です。
2.
どなたでも使いやすい設計
LINE内で必要なブラウザが立ち上がり、処方せんの送信や薬剤師とのビデオ通話、料金の決済がスムーズに行えます。アプリを切り替える必要がなく、操作は簡単です。
3.
普段使っているツールでアクセス可能
月間利用者数は9700万人を超えるLINE。既に利用しているアプリ内でサービスを利用できるため、新しいアプリのダウンロードが不要で、ストレスフリーな体験が提供されます。
未来への展望
おかぴファーマシーは、今後更なるサービス拡充を目指し、LINEを活用した薬剤師との連携や、生成AIを導入したカスタマーサポートの強化、さらには健康情報の配信などを検討しています。これにより、利用者にとっての利便性を一層高める取り組みが進められる予定です。
まとめ
『とどくすりⓇ』は、処方せん薬を簡単に自宅で受け取れる新しい仕組みで、特に高齢者に優しいサポートを提供することを目指しています。これにより、より多くの人々が健康的な生活を送る手助けになることでしょう。サービスの詳細や申し込みについては公式サイトやLINEにて確認できます。
公式サイトはここをクリック
公式LINEはここをクリック
多くの人にとって、より便利で利用しやすい薬の受け取りが実現することを期待しています。