医療的ケア児とデザイン
2025-10-31 11:20:19

医療的ケア児を支えるto:allaのスタイがキッズデザイン賞受賞!

進化する医療的ケア児向けブランド『to:alla(トアラ)』の魅力



2023年11月29日と30日に開催される関西キッズ機器展。ここに出展するのは、医療的ケア児に焦点を当てたブランド『to:alla』です。彼らの製品が、子どもやそのご家族の生活をより快適に、そして支援することを目的に設計されています。このブランドが生まれるきっかけとなったのは、医療的ケア児の存在についての理解を深めるための研究でした。むろん、その努力が実を結び、先日発表された第17回キッズデザイン賞においても、ユニークなアプローチが評価されました。

医療的ケア児を支える『to:alla』の誕生



『to:alla』を展開するのは、1966年に創業された丸眞株式会社。主にタオルなどの繊維製品を製造してきたこの企業は、2021年に医療的ケア児のための支援製品を開発する社内プロジェクトを立ち上げました。アートディレクターには河東梨香氏が迎えられ、「本当に必要なものが、必要なところに届いているのか?」という疑問から、社会課題のリサーチが開始されました。その結果、医療的ケア児の実情が浮かび上がってきたのです。

このニーズに応えるため、NPO法人チア・アートやオレンジキッズケアラボと協力し、医療的ケア児に関する勉強会や座談会を行い、実際の声を商品の企画に生かしてきました。このように、ブランドが生まれる過程での多くのフィードバックは、製品の質向上に大きく寄与しています。特に、製品の使用に際し、多くの家庭が抱える悩みを解消するために開発された「ぺたっとつけるスタイ」は、その代表例です。

「ぺたっとつけるスタイ」の特徴



医療的ケア児に配慮しつつ、一般の家庭にも使いやすいスタイを目指したこの製品は、成長に合わせた調整が可能で、子どものケア中にも片手で簡単に取り外すことができる設計です。さらに、肩周りまでしっかりカバーし、使う人の負担を軽減する工夫がなされています。また、成長に応じたサイズ調整も簡便で、家族のライフスタイルに溶け込む日常のアイテムとしても活躍します。

リバーシブル仕様のため、見た目にも楽しく、毎日のお出かけを特別なものにしてくれるでしょう。価格帯も家庭に優しく設定されており、頻繁に買い替えが必要なご家庭でも負担にならないよう配慮されています。

医療的ケア児と社会への理解



to:allaでは、製品売上の一部をNPO法人アンリーシュに寄付しています。これは、医療的ケアが必要な子供たちやその家族への支援を目的にしており、社会的な理解を広める活動も行っています。彼らの装置やアイデアは、医療的ケアが必要な子どもたちがより豊かな日常を過ごせるようにするためのものです。

今後の関西キッズ機器展では、to:allaの魅力を直接体感できるチャンスです。ぜひご来場いただき、彼らの想いを感じていただければと思います。

まとめ



医療的ケア児を支える『to:alla』の製品は、デザイン性と配慮が合わさったものです。『to:alla』は今後も医療的ケア児の支援だけでなく、全ての子どもたちにとって使いやすい製品づくりを続けていくことでしょう。注目のブランドとして、ぜひその動向を見逃さないでください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

画像27

会社情報

会社名
特定非営利活動法人アンリーシュ
住所
東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。