オフロード走行を実現する新しいロボットプラットフォーム「AT-BUGGY」
新たに登場したローバー型ロボットプラットフォーム「AT-BUGGY」は、特にオフロード走行に適した性能を誇ります。このプラットフォームは、オフロードタイヤを装備した4輪駆動のシャーシを採用し、シンプルなサスペンション機構との組み合わせで、驚くほど高い走破性を実現しています。
開発の自由度を高める設計
AT-BUGGYは、特にロボット開発においての自由度を重視しています。そのため、モーター駆動装置はコンピューターに簡単に接続可能です。これにより、AIやGPSを利用したローバー型ロボットの構築が非常に手軽に行えるようになります。また、ローバー制御システム「AT-DRIVE®️」を搭載することで、より高度な自律走行機能も実現可能です。
各パーツはモジュール化されているため、30mm角のアルミフレームによる組み合わせで、使用者のニーズに応じた様々なサイズへのカスタマイズが可能です。これにより、特定の用途に応じた最適なプラットフォームを生み出すことができます。
幅広い活用シーン
AT-BUGGYの優れた点は、その高い耐荷重性にもあります。最大で100kg以上のペイロードを扱えるため、農地における運搬作業や各種機械の自動化、さらにはセンサー類を搭載したIoT機器としての使用、さらには警備業務など、多岐にわたる分野での活用が期待されています。
バッテリー面においても、広範な対応電圧を持ち、12V〜28Vの電源での使用が可能です。これにより、一般的な電動工具用のバッテリー(例:マキタの14.4V/18Vバッテリー)でも使用することができます。ただし、アトラックラボではマキタバッテリーの取り扱いは行っていませんのでご注意ください。
価格とモデル展開
AT-BUGGYのベースモデルの参考価格は、税別で35万円となっています。バッテリーや充電器は別売りですが、これを利用することで購入者は低コストで導入できるでしょう。また、GPS自律走行モデルに関しては、Ardupilot Cubeを使用した45万円(税別)のプランも用意されており、こちらは別途トレーニングが必要です。
実際の使用例
特に注目すべきは、AT-BUGGYを用いた実際の使用事例です。荒地での走行や、芝刈機の牽引を行う実例があり、これらの事例からもその能力が伺えます。自律走行を可能にする高度な技術が、さまざまな産業で応用される未来が待っています。
カスタマイズの提案
さらに、AT-BUGGYを基にしたオリジナルモデルの設計やソフトウェア開発も受け付けており、顧客独自のニーズに応じたカスタマイズが可能です。このように、AT-BUGGYは多様なニーズを満たすことができる、高度なロボットプラットフォームと言えるでしょう。
お問い合わせ
この製品に関してご興味がある方は、株式会社アトラックラボまでお問い合わせください。メールアドレスは
[email protected]です。あなたのロボット開発のパートナーとして、AT-BUGGYが貢献できることを楽しみにしています。