新制度「かぞくおもい休暇」の導入
株式会社博報堂とその関連会社、博報堂DYメディアパートナーズは、育児や介護に伴う支援を強化するため、新たに「かぞくおもい休暇」制度を設立しました。この制度は、社員が安心して仕事と家庭を両立できるようにするための取り組みの一環であり、特に子供の公式な行事や家族の健康に留意した内容になっています。
「かぞくおもい休暇」とは?
「かぞくおもい休暇」、通称「かぞく休」は、特定の条件を満たす場合に取得できる最大5日間の休暇制度です。この制度によって、社員は以下のような場面で休暇を利用できます:
1.
子供の行事参加: 入園・入学式、卒園・卒業式、運動会、授業参観など、子供に関する公式行事への参加。
2.
家族の付き添い: 妊婦健診や医療、介護施設への付き添い、または自宅での看護・介護を行う際の休暇。
この制度は、2025年4月1日の育児・介護休業法の改正を見越したもので、より多くの家族のニーズに応える形で考案されています。
両立支援施策「huug」
また、博報堂は「huug」という新たな両立支援施策も同時にスタートしました。huugには以下の4つの施策が含まれています。
1.
かぞくおもい休暇: 上述の通り、公式行事や家族の看護・介護のための休暇。
2.
ごはんサポート: 夕食作りを助ける「宅食サービス」の割引や、地元の農家からの食材提供を行う「やさいバス」を通じてサポート。
3.
学童サポート: 夏休みや冬休み期間中、社員の子供を対象に社内イベントを実施し、親子のコミュニケーションや会社理解を深める。
4.
huugママパパ図鑑: 仕事と育児の両立スタイルをまとめ、社内ネットワーキングを促進する資料を提供。
これらの取り組みを通じて、博報堂は育児や介護との両立をサポートし、社員がより良いバランスを保てるよう努めています。
「huug」の理念
「huug」という言葉は、仕事を頑張るあなたと家族との時間を大切にするあなた、親であるあなたと子であるあなた、どのようなあなたも大切に包み込むという理念から生まれました。この理念に基づき、社員は自己の成長はもちろん、家族との時間も充実させられるようにサポートされます。
このように、博報堂は新たな施策を通じて、育児や介護を行いながら安心して仕事に取り組む環境を整えています。今後もますます多様な働き方が尊重される企業を目指して、取り組みを進めていくことでしょう。