ルイナールがアートウィーク東京で贈るジュリアン・シャリエール展

アートで語る自然との対話

世界最古のシャンパーニュメゾン、ルイナールが2025年度のアートウィーク東京に参加し、アーティストのジュリアン・シャリエール氏との特別な展示「conversations with nature 2025」を実現します。イベントは2025年11月5日（水）から11月9日（日）まで行われ、会場にはAnnex Aoyamaと大倉集古館が選ばれています。ここでは、シャンパーニュの地下セラーであるクレイエールと、古代の海の記憶、そして現代の海洋問題を結びつけた独自のインスタレーションと写真シリーズが披露される予定です。

ルイナールとアートの深い関わり

ルイナールは1729年にフランスのシャンパーニュ地方ランスで設立されて以来、シャルドネの魅力を引き出す技術と感性を追求し続けてきました。メゾンの理念に基づき、自然との対話を重視し、アートを通じてその観点を広めています。これまでにも”conversations with nature”というプロジェクトを立ち上げ、さまざまなアーティストとのコラボレーションを行ってきました。
このたびの展示は、その理念の延長線上にあります。

環境課題をアートで考察する

地球温暖化が進行する中、シャンパーニュ造りにも影響が現れています。ルイナールの醸造チームは、過去10年間にわたり、シャルドネの特性の変化を観察し、気候変動への対策を講じてきました。これもまた、自然との対話を重んじるメゾンの成果です。この展示を通じてルイナールは、私たちが直面する環境問題についての対話を促進し、アートの力によって人々の意識に変化をもたらそうとしています。

2025年のテーマ「失われた海の記憶」

ジュリアン・シャリエール氏は、ルイナールの地下クレイエールにインスパイアされ、「失われた海の記憶」をテーマに作品を制作します。彼のアートは、古代の海の記憶と現代のサンゴ礁の危機を巧妙に結び付け、時間や変容の概念を探求するものです。観客は、サウンド・インスタレーションやデジタル画像の版画作品を通じて、このアートの深遠なメッセージに触れることができるでしょう。

インスタレーションには、クレイエールの壁に眠る化石をテーマにした体験型のサウンドアートや、地質学的時間のスケールでの変化を表現した作品が展開されます。これにより、訪れた人々は自然とのつながりを再認識することができるでしょう。

展示開催概要

場所と日程

- 開催期間： 2025年11月5日（水）～11月9日（日）
- 開催時間： 大倉集古館 10:00～18:00、Annex Aoyama 11:00～20:00（最終日は18:00まで）
- 場所： 大倉集古館（〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-3）、Annex Aoyama（〒107-0062 東京都港区南青山3-1-26）
- 入場料： 無料

ルイナールバーでの特別メニュー

展示期間中、ルイナールの特製ドリンクも楽しむことが可能です。ルイナールブラン・ド・ブランやルイナールロゼのグラスやボトルが販売され、アートとシャンパーニュの贅沢な組み合わせを堪能できることでしょう。

この貴重な機会に、アートと自然の深い関係をともに探求してみませんか？ルイナールの魅力を再発見する絶好のチャンスです。