ナビたび株式会社がフランスUnowhyと提携し教育現場を革新

ナビたび株式会社とUnowhyの戦略的提携

2025年10月27日、ナビたび株式会社（以下NaviTabi）は、フランスを代表するEdTech企業Unowhyと戦略的業務提携を結ぶことを発表しました。この提携により、教育分野でのデジタル学習環境の強化を図ることを目的としています。

提携の背景と目的

NaviTabiは、特にオリエンテーリングの学習体験を重視し、フランス国内で年間約4万人のユーザーにアプリを提供しています。一方、フランスの教育現場では、学生たちが地図読みとナビゲーションを学ぶ授業が広く実施されていますが、個別のアプリ導入には運用面での課題が伴うことも多いのが現実です。そこで、NaviTabiとUnowhyは、タブレットおよび教育プラットフォームを組み合わせ、よりスムーズな導入を実現することに同意しました。

提携による新しい価値の創造

この提携により、Unowhyの教育向けデジタルエコシステム「SQOOL SOLUTION」にNaviTabiのサービスが組み込まれます。これにより、教師と生徒両方にとって新しい価値が提供され、教育現場のデジタル化が進むことが期待されます。

NaviTabiの代表取締役である入江崇氏は、「Unowhyとのパートナーシップを結び、フランスの教育現場にNaviTabiを提供できることを非常に嬉しく思います。この取り組みによって、オリエンテーリングの楽しさがさらに広がることを確信しています」とコメントしています。

UnowhyのCEO、Jean-Yves Hepp氏も協業について以下のように述べています。「NaviTabiとの提携は、フランスの学校におけるデジタルおよび教育変革を支援する、より包括的なソリューションを提供するという我々の意欲を反映しています。」

NaviTabiのビジョン

ナビたび株式会社は、2017年に設立され、「街を、プレイグラウンドにしよう」を理念に据えています。GPSを活用した新たなナビゲーションスポーツを創造することで、アウトドアの楽しさを広めてきました。主力アプリであるNaviTabiは、スマートフォンを使用してオリエンテーリングやロゲイニングなどのイベントを企画し、実施することを可能にします。ユーザーは自由にコースを設定し、マップや写真、クイズ機能を用いて街や自然を探求することができるのです。

このアプリは世界中48か国以上で利用されており、観光や教育、地域イベントなど多様なシーンで活躍しています。リリース以来、15万ダウンロードを超え、多くのユーザーが「街をプレイグラウンドにする」新しい体験を楽しんでいます。