「/Oneflipアクション」で権利を知ろう
2025-03-14 15:54:16

「世界消費者権利デー」に向けた生活クラブの「/Oneflipアクション」

「世界消費者権利デー」の意義と「/Oneflipアクション」の取り組み



3月15日は「世界消費者権利デー」。1962年、アメリカのケネディ大統領が消費者の権利を明確化したことが起源となるこの日は、消費者が必要な情報を持ち、選択肢を持つことの重要性を再認識する日として知られています。そこで、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、2025年2月10日より「/Oneflipアクション」をスタートしました。このキャンペーンでは、消費者が自らの商品選択について考えることを目的とし、Instagramでの手軽なアクションを促進しています。

「/Oneflipアクション」とは?


「/Oneflipアクション」は、手持ちの食品パッケージを裏返して原材料表記を確認するという簡単な行動をInstagramのストーリーズで共有するキャンペーンです。2月10日に開始後、3月14日には400以上の投稿が集まり、参加者が情報を得て自ら選択する楽しさを体験しています。「情報を与えられる権利」や「選択する権利」を具現化するこの試みは、多くの人々にとって新しい気づきをもたらしています。

Oneflipアクションのイメージ

食品表示法とスラッシュルール


このアクションは、2015年施行の食品表示法に基づいています。この法律では、食品の原材料と添加物を明確に区別して表示することが求められ、特にスラッシュルール(パッケージ裏面に「/」以降に添加物をまとめて記載すること)が定められています。しかし、生活クラブの意識調査によると、このルールを理解している消費者はわずか2割しかおらず、意識の向上が求められています。

生活クラブがこのアクションを開始した背景には、消費者が自分自身の健康を考え、より良い選択を行うための情報へのアクセスが不可欠であるという理念があります。キャンペーン参加者は、自らの意志で食品の内容を確認し、安全で安心な選択をする楽しさを感じることができます。

世界消費者権利デーの背景


1950年代から60年代にかけて、消費者保護運動は世界各地で進展してきました。1962年には、J.F.ケネディ大統領によって消費者の権利が呼びかけられ、その後1983年には国際消費者機構がこの日に焦点を当てるよう提唱しました。2024年のテーマは「消費者のための公正で責任あるAI」であり、技術が進化する現代においても消費者の権利はますます重要視されています。

生活クラブの理念と実践


生活クラブは1965年に設立され、消費者に安全で安心な食品を提供することを使命としています。特に食品添加物に対して厳しい基準を設けており、約8割の扱う品が提携する生産者が作るオリジナル商品です。消費者が自ら選択し、情報を持つことで、より良い社会を構築するための運動を続けています。

参加方法と特設サイト


「/Oneflipアクション」はInstagramで手軽に参加できます。「生活クラブ連合会」の公式アカウントのハイライトから「/Oneflip」をクリックすると、お題に参加することができ、拍手しやすい環境が整っています。特設サイトも設けられており、詳しい情報や資料がアクセス可能です。興味がある方はぜひ参加して、自分自身の権利を体感してみてください。

特設サイトはこちら

まとめ


「/Oneflipアクション」は、消費者の権利を啓発するための重要なイニシアチブであり、生活クラブの取り組みを通じて、多くの人々がより安全で安心な生活を送るための道を開いています。在庫や安全情報を気にすることはこれからの時代のスタンダードになるのかもしれません。自分のためにも、家族のためにも、消費者としての権利を意識的に考えていきましょう。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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