ボルグワーナーが第16回EV・HV・FCV技術展に出展
ボルグワーナーは、2025年1月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「第16回EV・HV・FCV技術展」に出展します。展示ブースは東5ホールのE43-46で、電動化や効率化に関連する最新技術を披露する予定です。
新型リチウムバッテリーモジュールを日本初公開
今回の展示の目玉は、リン酸鉄リチウム(LFP)技術を用いたブレードセルバッテリーモジュールです。この新技術は、日本に初めてお披露目されます。ブレードセルは、安全性、長寿命、高いエネルギー効率を備えており、電気自動車の性能要件を十分に満たしています。ボルグワーナーは、安全で信頼性の高いエネルギー貯蔵ソリューションを提供することに取り組んでおり、その成果がこのブレードセルに現れています。
高性能を実現する駆動モジュールとインバーター
展示では、インテグレーテッド駆動モジュールと高電圧インバーターも紹介されます。これらの製品は、電力変換効率の向上を可能にし、電動プラットフォームのエネルギーマネジメントと高性能を実現します。ボルグワーナーは、パワーエレクトロニクスソリューションの一環として、サーマルマネジメントシステムも展開します。このシステムには、高電圧ヒーターや先進の冷却ソリューションが含まれており、バッテリーの寿命や車両の航続距離を最大化します。
トルクベクタリングの革新
ボルグワーナーのトルクベクタリングソリューションは、駆動力の配分を最適化し、より敏捷性に優れた走行体験を提供します。これにより、高性能と高効率の両立を図り、車両制御の新たなスタンダードを設定することが期待されています。
ボルグワーナーの持続可能な技術への取り組み
日本地域統括本部長のオリヴィエ・アパリシオ氏は、「当社の革新的な技術ポートフォリオは、高効率かつ持続可能な技術を通じて電動化を推進するボルグワーナーの取り組みを体現しています」とコメント。サーマルマネジメント、バッテリーモジュール、インテグレーテッド駆動モジュール、インバーター、トルクベクタリング技術の進化がクリーンでエネルギー効率の高い未来への移行を加速できることを期待しています。
ボルグワーナーとは
ボルグワーナーは、130年以上にわたりモビリティの革新を進めるグローバル製品リーダーです。よりクリーンで健康的かつ安全な未来の実現を目指す中で、世界のeモビリティへの移行を加速しています。さらに詳しい情報は、
ボルグワーナーの公式サイトをご覧ください。