Yuimedi、米国法人設立
2024-07-02 11:45:30

医療データ利活用プラットフォーム「Yuimedi」、米国法人設立&4億円調達!医療データ分析を加速

医療データ利活用プラットフォーム「Yuimedi」、米国法人設立&4億円調達!



医療データ利活用プラットフォームを開発する株式会社Yuimediは、米国法人「Yuimedi, Corp.」を設立しました。同時に、DG Daiwa Venturesをリード投資家としたエクイティ・ラウンド、およびあおぞら企業投資株式会社からのベンチャー・デットで、合計4億円を調達しました。

米国法人は、日本法人と同じく代表取締役のグライムス英美里氏が代表を務め、デラウェア州に設立されました。事業所所在地は、世界最大のライフサイエンス・クラスターが形成されているマサチューセッツ州ボストンです。

Yuimediは創業当初より、医療データ利活用の動きが先進的で市場規模が大きい米国において、課題解決に挑み、事業成長を加速させる道を模索してきました。2022年11月には、シリコンバレー有数のアクセラレータであるAlchemist Acceleratorのアクセラレーション・プログラムに採択され、2023年8月より米国での活動を本格化させました。同年9月には、Tech Crunch主催のStartup Battlefield 200に選出されるなど、順調に事業を拡大しています。

今回の米国法人設立は、中長期的な顧客獲得に向けた戦略の一環です。米国は電子カルテデータを始めとするEMR(electronic medical record)データの標準化が進み、医療データ利活用の土壌が整っています。しかし、膨大なデータから必要なデータのみを適切に抽出する作業には、依然として膨大な工数が投下されており、課題となっています。

Yuimediは、この課題に対するソリューションとして、生成AIを用いた医療データ抽出ソフトウェア「YuiQuery」を開発しています。すでに、米国医療機関に在籍するデータサイエンティスト約10名がテストユースを行っており、その効果が実証されつつあります。

今回の調達資金は、米国での採用や事業推進に充当される予定です。Yuimediは、日米両国での事業展開を加速させ、「医療をアップデートさせるデータ利活用インフラの構築」というビジョン実現に向けて邁進していきます。

グライムス英美里氏のコメント



「創業当初より計画していた日米両国での事業展開のスタートを切ることができ、大変嬉しく思います。創業者である私自身が渡米し活動を行えているのも、日本法人を共に運営できるメンバーが集まってくれていることが大きいと感じています。また、今回の設立に際して追加調達をいただいたDG Daiwa Ventures様、あおぞら企業投資様をはじめとする投資家のみなさまに改めて感謝を申し上げます。ビジョンである『医療をアップデートするデータ利活用インフラの構築』を日米両国で実現するべく、引き続き邁進してまいります。」

Yuimediについて



Yuimediは、医療データ利活用プラットフォームの開発・提供を行う企業です。医療データのクレンジング、分析、可視化、活用を支援するソフトウェアやサービスを提供しており、医療機関や製薬会社など幅広い顧客に利用されています。

会社概要



会社名:株式会社Yuimedi
事業内容:医療データ特化型クレンジングソフトウェアの開発・提供、医療データ利活用プラットフォームの開発・提供
代表取締役:グライムス英美里
創業:2020年11月
* 会社HP:https://yuimedi.com/


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