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近畿日本ツーリスト、新たなギフトカードの取扱いを開始

近畿日本ツーリスト株式会社（以下、KNT）は、三井住友カード株式会社と連携し、2012年7月9日よりプラスチックカード型ギフトカード「三井住友プレミアムギフトカード」の取扱いを開始しました。旅行会社として初めての取り組みとなります。

「三井住友プレミアムギフトカード」とは？

「三井住友プレミアムギフトカード」は、三井住友カードが2012年4月に発売を開始した、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円の5種類の金額が用意されたプラスチックカード型のギフトカードです。従来の紙のギフト券とは異なり、残高の範囲内で繰り返し使用できる点が特徴です。

KNTでは、全国の店舗（KNT、KNTツーリスト、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、KNT沖縄）で本カードが利用できるようになりました。

近畿日本ツーリストカードとの連携

KNTと三井住友カードは、共同で「近畿日本ツーリストカード」を発行しています。このカードを利用してKNTグループ加盟店で旅行や宿泊の決済を行うと、ワールドプレゼントポイントが通常よりも多く貯まります。

貯まったポイントは、KNTのツーリスト旅行券や「三井住友プレミアムギフトカード」と交換できます。例えば、「近畿日本ツーリストカードゴールド」で20万円の旅行代金を支払うと600ポイント貯まり、3,000円の「三井住友プレミアムギフトカード」と交換できます。「近畿日本ツーリストカードクラシック」の場合は700ポイントで同額と交換可能です。

ギフト市場への参入と顧客へのメリット

KNTは、成長が見込まれるギフト市場への参入により、顧客の旅行需要獲得を目指しています。本カードの取扱いは、顧客の利便性向上に大きく貢献するでしょう。一方、三井住友カードにとっても、「旅行」という新たな業種での利用拡大は、顧客利便性の向上とギフトカードの利用シーン拡大に繋がります。

今回の取り組みは、旅行業界におけるギフトカードの活用という新たな可能性を示唆するものです。旅行代金の支払いだけでなく、ポイント交換による入手も可能な本カードは、旅行好きの方へのギフトとして、あるいは旅行資金の貯蓄手段としても、幅広い用途で活用できるでしょう。今後も、KNTと三井住友カードの連携により、顧客にとってより魅力的なサービスが提供されることが期待されます。

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