新日本印刷の新たな挑戦
新日本印刷株式会社が2025年11月に名古屋で開催される「メッセナゴヤ2025」に出展し、注目の新技術を紹介します。これまで商社や製造業向けに業務用カタログ制作を手がけてきた同社は、印刷業界の枠を超え、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルへの進化を図っています。
## 業務用カタログの革新
新日本印刷の強みは、ただ美しいカタログを制作するだけでなく、販売現場を深く理解した企画力と編集力にあります。商品の構成、レイアウト、情報の優先順位を考慮し、売上につながるよう最適なフローを設計します。このように、カタログは営業活動を支える重要なツールとなります。
自社スタジオでの撮影に加え、3DCGモデリングやデジタル合成を用いて実際には撮影が難しい場面を高精度で再現します。背景、照明、商品の質感を細やかに演出することで、商品の魅力を最大限に引き出します。また、デジタルカタログや動画との連携を強化し、QRコードを用いて紙媒体からオンラインへのアクセスを促進。
このように、印刷・撮影・システムを一体的に理解し、紙とデジタルを融合させたカタログDXを提供する専門企業として、販促活動を支援する体制を整えています。
BtoB受発注システム「WONDERCART」
また、企業が抱える受発注業務の非効率を打開すべく開発されたのが「WONDERCART」です。これにより、サプライヤーとの受発注がFAXや電話で行われる従来の方法から、オンラインにて一元管理されます。
このシステムは、使いやすさにこだわったシンプルなユーザーインターフェースを採用し、誰でも簡単に操作可能です。検索機能や見積書の自動生成、在庫管理、カート機能などを標準装備しており、多くの業務フローに対応可能です。
さらに、基幹システムとの連携やカスタマイズにも柔軟に応じており、業種に特化した運用が実現できます。これにより、業務効率を飛躍的に向上させることが期待されています。
AI接客アバター「WONDERGIRL」
新たに注目のサービスとして「WONDERGIRL」があります。これはAIアバターとリモートオペレーターを組み合わせた接客サービスで、顧客からの問い合わせに対し、自動応答と有人応答を切り替えながらサービスを提供します。店舗、受付、Webサイトなど、あらゆる接点に導入が可能なこのソリューションは、特に営業時間外や人手不足の際に有効です。
グローバル対応ができる多言語翻訳機能も備え、ドキュメントや動画の共有を通じて、効率的な顧客接客が実現できます。これは、AIと人の連携による新たな接客スタイルを先取りするものです。
出展のポイントと展示会概要
新日本印刷のブースでは、専門スタッフが「WONDERCART」と「WONDERGIRL」の具体的な応用をデモンストレーション形式で紹介します。使用中のカタログの見直しや、DX課題についての個別相談も行っており、訪れる企業に対して具体的な解決策を提案します。
- - 展示会名: メッセナゴヤ2025
- - 会期: 2025年11月5日(水)〜7日(金)
- - 会場: ポートメッセなごや
- - ブース番号: A-20
- - 入場方法: 公式Webサイトでの事前登録制
- - 事前登録URL: こちら
新日本印刷が目指すのは、地域企業の業務改善と新たな価値創出です。みなさまのご来場をお待ちしています。