SB C&SがAWS Marketplaceでの販売体制を強化しDSOR認定を取得

SB C&S、AWS Marketplaceでの新たな一歩

SB C&S株式会社が、アマゾンウェブサービス（AWS）からDesignated Seller of Record（DSOR）資格を取得しました。この認定により、同社はAWS Marketplaceを通じて、2025年11月27日からソリューションの提供を開始します。これにより、企業に向けた迅速かつ信頼性の高いクラウドソリューションを提供する体制が整ったと言えるでしょう。

クラウド活用の加速

近年、クラウドテクノロジーの活用が加速する中で、企業は導入の際に信頼性と迅速性を求めています。AWS Marketplaceは、企業や法人向けに高い信頼性を持つクラウドベースのソフトウェア販売プラットフォームとして位置づけられ、多様なメリットを提供しています。企業はこのプラットフォームを利用することで、すぐに導入プロセスを開始でき、グローバルな販売機会を得ることが可能です。これにより、運用コストを削減し、顧客の提案力を強化することが期待されています。

SB C&Sは、DSOR認定を手に入れたことで、セキュリティやSaaS、AIを活用した先進的なソリューションを、AWS Marketplace経由でさらに多くのエンドユーザー企業に提供できるようになります。これにより、複雑な手続きなしに販路を拡大することが可能となり、既存のディストリビューター契約を活用した smooth な販売展開が実現します。

販売パートナーとの連携強化

販売パートナーは、AWSプラットフォームを利用する企業に対して、ワンストップの製品提供スキームを構築することができるようになるため、全体的なエコシステムが強化されるでしょう。

SB C&Sは、AWS MarketplaceでのDSORとして、国内外で約2500社の取り扱いメーカーとのアライアンスを活かし、多様な製品の販売網を築いていく計画です。

エンドースメントから見る期待

各社のエンドースメント（推薦の言葉）からも、SB C&Sの認定取得に対する期待が見て取れます。例えば、シスコシステムズの社長執行役員、濱田義之氏は、「この重要な認定によって、顧客がシスコの先進的なソリューションを迅速に調達できる環境が整う」と評価し、SB C&Sとの連携を強化する意向を表明しています。

また、クラウドストライクのジョン・フォックス氏は、SB C&SによるDSOR認定取得がAWS Marketplaceでの成功を日本市場にも広げ、企業がCrowdStrike Falconプラットフォームを活用しやすくなると述べています。ダークトレース・ジャパンの田井祥雅氏も、AIを活用した迅速なサイバーセキュリティソリューションの提供に期待を寄せています。

このように、SB C&SがAWS Marketplaceでの販売体制を強化したことにより、企業のクラウド活用を一層推進する環境が整ってきています。今後、同社がどのような展開を見せるのか、注目が集まります。

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