映画で体感するフランスの魅力
秋の訪れと共に、今年もフランス映画の特別な世界が東京にやってきます。「第5回映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって〜」が、9月8日から29日まで東京日仏学院で開催されます。本イベントは、日本の映画ファンや批評家たちが、フランス映画の魅力を再発見する場として広く注目されています。
特に注目すべきは、フランスの著名な映画監督アルノー・デプレシャンが特別ゲストとして参加する点です。彼の最新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が公開されるのは9月15日。そのタイミングに合わせて彼の過去作品も一挙上映されます。上映作品には、彼の代表作ともいえる『愛されたひと』や、『“男たちと共に”演技するレオ』など、日本語字幕付きで初めての上映となる珍しい作品が含まれています。特に、監督の初英語作品『エスター・カーン』にも注目です。
フランス映画の新たな名作の数々
映画批評月間では、デプレシャン監督の作品だけでなく、現代フランス映画の名作も紹介されます。2022年にフランスで大ヒットしたルイ・ガレル監督の犯罪コメディ『イノセント』、アリス・ウィンクール監督による感動の作品『パリの記憶』など、全6本が予定されています。これらの作品は、笑いや感動、さらには独創性に満ちており、観る人々を魅了することでしょう。
タイムリーなトークショーも
さらに、上映以外にもトークショーが開催され、映画監督の佐向大や批評家たちも参加予定です。デプレシャンを囲むこの貴重な機会は、フランス映画に対する理解を深めるのに最適です。参加者は、映画に関する様々な視点や意見を通じて、新たな発見を得られることでしょう。
開催概要
- - イベント名: 第5回映画批評月間~フランス映画の現在をめぐって~スペシャルエディションアルノー・デプレシャンとともに
- - 会期: 9月8日(金) ~ 9月29日(金)
- - 会場: 東京日仏学院エスパス・イマージュ
- - 料金: 一律1,100円(チケットは9月1日よりPeatixで販売予定)
この秋、映画を通じてフランス文化に触れる素晴らしい機会です。参加を希望される方は、ぜひ公式ウェブサイトで上映スケジュールを確認し、チケットをお早目に手に入れてください。心躍るフランス映画の世界を、一緒に楽しみましょう。
東京日仏学院について
東京日仏学院は、フランス政府公式の語学学校で、フランス文化に触れるイベントや講座も充実しています。映画のみならず、幅広い文化の交流を通じて、多くの人々にフランスの魅力を届け続けています。