兵庫県立大学の初の学生起業！pAIr Mind, Inc.がベンチャー企業認定

兵庫県立大学初のベンチャー企業が誕生！

2025年3月、兵庫県立大学の現役大学生による新たなベンチャー企業「pAIr Mind, Inc.」（株式会社ペアマインド）が兵庫県立大学から正式にベンチャー企業として認定されました。この認定は、同大学における学生の起業活動として初めての事例となります。

大学発ベンチャーとは？

大学発ベンチャーとは、大学で得られた知識や研究成果を基に設立された企業を指します。pAIr Mind, Inc.の代表である船越丈寛氏も、兵庫県立大学での学びを活かしてこの企業を立ち上げました。彼は2025年3月19日に行われた「兵庫県立大学ベンチャー審査委員会」での審査を経て、ベンチャー企業としての認定を受けました。

提供するサービスについて

pAIr Mind, Inc.は、画像AIや意思決定支援システム、インテリア設計AIの開発に取り組んでいます。同社の主力サービスには、インテリア絵画制作・販売を行う「kAIga Maker（絵画メーカー）」と、内装設計や選択支援を行う「nAIsou Maker（内装メーカー）」があります。これらのサービスは、AI技術を活用して個々のニーズに応じた提案を行うことを目的としています。

これまでの実績

pAIr Mind, Inc.は、神戸市のAIスタートアップ創出事業「SET SAIL」に採択されており、さらに「日本イノベーションアワード」にもノミネートされています。また、大阪関西万博への出展も予定しています。これらの経験は、同社の成長とともに、地域のAI技術の発展にも寄与しています。メディアでもテレビや新聞、オンライン記事など多岐にわたる取り上げがなされています。

代表取締役の経歴

船越丈寛（Funakoshi Takehiro）氏は、2002年に兵庫県神戸市で生まれました。滝川高等学校を卒業後、兵庫県立大学社会情報科学部の4年生として在学中です。これまでに複数のスタートアップの創業に関わり、当社を立ち上げました。彼の活動と成績は高く評価され、大学基金から表彰されています。現在の研究領域は、AIと意思決定理論です。