新連載『お食い締め口から食べられないアナタへ』の概要
2025年4月25日(金)、株式会社竹書房から新たなコミックエッセイ「せらびぃ」の一部として、感動的な漫画『お食い締め口から食べられないアナタへ~言語聴覚士が見たそれぞれの選択~』の連載が始まります。この作品は、愛知学院大学の牧野日和教授が原案と監修を務め、漫画家のかなしろにゃんこが手掛けています。
物語のテーマ
この漫画は、「お食い初め」の逆の概念であるお食い締めをテーマにしています。狭い意味では最後の食事を指し、広い意味では人生の締めくくりとも解釈できます。特に、口から食べ物を摂取できなくなった人々のケアに従事する言語聴覚士である牧野日和先生が、これまでに出会ったさまざまな人の選択を描いていきます。
読者を感動させる選択の数々
作品には、食べることを拒否する人や、少しでも食べたいという願望を持つ人、最後に愛する人に食べさせてあげたいと願う母親など、観察した選択が描かれています。彼らの選択は、各々の人生を反映し、感情豊かなヒューマンドラマとして描かれています。
牧野日和のバックグラウンド
牧野日和教授は、1968年生まれで、博士号を持つ言語聴覚士です。彼は20年間、リハビリテーション施設での嚥下障害のケアに従事し、「お食い締め」のアイディアを広めるために全国各地で講演も行っています。彼の経験に基づく知見が、作品に深みを与えています。
漫画家、かなしろにゃんこ
かなしろにゃんこは、1996年にデビューした漫画家で、子育てをしながら多くの作品を生み出しています。彼女の著書には、発達障害や家族や子育てに関するものが多く、感情に訴える作品が多いのが特徴です。彼女の独自の視点が、本作にユニークな色合いを付与しています。
「せらびぃ」のご紹介
『お食い締め口から食べられないアナタへ』は、竹書房が発行するコミックエッセイ「せらびぃ」の一部です。「せらびぃ」というタイトルはフランス語の「C'est la vie」に由来し、多様な人生の悲喜こもごもを描く作品が数多く収められています。毎月第2および第4金曜日には新作が配信されており、先行配信はauブックパスで行われています。
この新しい連載が、読者にとって深い感動を提供すること間違いありません。それぞれの登場人物の人生や選択が、思わず心を打つことでしょう。新しいシリーズの始まりにご期待ください。