AIでコンクリート発注
2025-09-25 15:52:05

NTTドコモソリューションズがコンクリート発注のAI自動算出システムを導入

NTTドコモソリューションズ、奥村組が推進する建設業界のDX



建設業界は長年にわたり、人手による作業が主流であり、多くの時間とリソースを費やしてきました。しかし、最近では技術革新が進み、特にAI(人工知能)の導入が業界を変革しようとしています。その一環として、NTTドコモソリューションズ株式会社と株式会社奥村組は、コンクリート打設工事における発注数量を自動で算出する独自のAIモデルを共同で開発しました。

このAIモデルの特筆すべき点は、画像認識AIの活用にあります。これにより、コンクリートの未打設領域を97.5%以上の高い精度で自動判定できることが確認されました。従来は人間が手動で測定し、発注数量を算出していたため、計測誤差や計算ミスが問題となることが多かったのです。しかし、この新しい技術によって、これらの課題が大幅に軽減されることが期待されています。

画像認識AIによる高精度な判定



技術検証では、実際の建築現場に設置したカメラから取得した画像を分析し、AIが自動で未打設領域を判定しました。その結果、判定精度が非常に高く、特に重視される条件下でも安定した性能を発揮することが確認されました。このAIモデルは、セマンティック・セグメンテーションを用いた画像認識技術を基にしており、その開発はNTTドコモソリューションズが行いました。

今後、コンクリートの未打設領域をリアルタイムで判定することで、作業の工数を大幅に削減できる見込みです。必要なコンクリート数量を自動算出することで、過不足のない発注が可能となり、生産性やコスト削減に寄与するでしょう。また、コンクリート打設時に発生する廃棄物も大きく減らせると期待されています。

建設業界のDX推進に向けた展望



この取り組みは、特定の用途における効率的な解決策を提供するだけでなく、建設業界全体のデジタル変革(DX)を促進することを目的としています。特に、2024年4月から施行される時間外労働の罰則付き上限規制を考慮すると、生産性向上がますます重要となるため、AIモデルの導入は迅速に進行しています。

両社は、技術的な評価を越え、現場での運用実証を進める予定です。この実証によって、AIモデルの実用性を確認し、ユーザーからのフィードバックを基にサービスの向上を図ることが狙いです。さらに、このAI技術を活用した新サービスは、2025年度内の提供を目指しています。

まとめ



この新たなAIモデルの導入により、NTTドコモソリューションズと奥村組は、建設現場のデジタル化を促進し、業務効率化を実現する重要な一歩を踏み出しています。今後も両社の協力によって、建設業界に新たな価値をもたらすことが期待されています。


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会社情報

会社名
NTTドコモソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南1-9-1NTT品川TWINSアネックスビル
電話番号
03-5796-4139

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