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公益財団法人大阪産業局は、地域の創造的な起業家精神を育成するために、インキュベーションプログラム「起動」の最新の取り組みである「起動3期」の参加者募集を開始しました。このプログラムは、特に大阪・関西万博に向けたグローバルなスタートアップの育成を目的としており、将来的な社会を見据えるテクノロジー活用に意欲を持つ個人やチーム、設立してから5年以内のスタートアップが対象です。

大阪、京都、神戸は、2020年に国が推進する「スタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」の一環として、グローバル拠点都市に選定されるなど、スタートアップに対して魅力的な環境が整いつつあります。特に2025年の大阪・関西万博を控えて、この地域の進化には目を見張るものがあります。これに伴い、関西地域においては産学金の連携が強化され、魅力あるインキュベーションの場が創出されています。

「起動3期」では、参加者には最大1,000万円の事業資金が提供されるほか、業界のトップ専門家による6か月間のハンズオン支援も受けられる特典があります。重点分野としては、ライフサイエンス・ヘルスケア、カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション（DX）およびWeb3.0が挙げられています。これらの分野は、未来の社会構築に不可欠な要素であるだけでなく、持続可能な成長を実現する上でも重要なカギを握るものです。

募集期間は2024年10月16日（水）から12月6日（金）までで、関西地域に本社や事業所が存在する、もしくは関西を拠点に事業を展開する意思を持った応募者が対象です。個人またはチームが採択された場合には、資金支援を受ける前に、関西で法人を設立し、事業活動を開始する必要があります。

選考は一次審査から始まり、書面審査、対面での審査、最終的にはプレゼンテーション形式で質疑応答も行われます。選考過程は2024年12月から2025年2月上旬にかけて進行し、大阪市内で実施される予定です。

今回のプログラムは、地域の起業家を支え、持続可能な未来に向けての新たな挑戦を促す絶好の機会です。関西の地で新しい事業を立ち上げ、世界での活躍を夢見る方々にとって、このプログラムは大きなステップとなるはずです。興味のある方は、申込フォームから必要情報を入力し、事業企画案を提出してください。詳細な情報は公式サイトにて確認できます。

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