2024年10月度テレビCM放送回数ランキングを発表！注目の新顔も登場

2024年10月度テレビCM放送回数ランキング

SMN株式会社が2024年10月の全国地上波及びBS放送でのCM放送回数を調査し、その結果を発表しました。調査は、日本全国の25の地上波局と6つのBS局を対象に、10月1日から31日までの1ヶ月間に行われました。

商品別ランキング

2024年10月度の商品別テレビCM放送回数ランキングで1位に輝いたのは、SKECHERS JAPANの「SKECHERS Slip-ins」です。この製品は2024年初のスニーカーとしての1位獲得であり、特に注目です。このシューズは靴べらのようなかかとで、立ったままや座ったままでも手を使わずに履けることが特徴です。メンズラインにはバナナマンの日村勇紀さん、レディースラインにはタレントのLiLiCoさんが起用されています。多様な形状や色展開に加え、「洋服の青山」限定のビジネスシューズなどもラインナップに加わり、幅広い選択肢が魅力です。

次に2位にはアリナミン製薬の「アリナミンV」、3位には龍角散の「龍角散ののどすっきりタブレット」がランクインしました。いずれも前月のランキングでは目立った存在ではありませんでしたが、10月に入ってからは積極的にプロモーションが行われた影響が見受けられます。特に健康志向が高まる中、龍角散の製品も確実に需要を集めています。

4位にはアリナミン製薬の「ベンザブロックプレミアム」が初登場し、風邪薬も10月の冬の訪れを示唆する重要なアイテムとして位置づけられています。さらに、健康志向のヨーグルト製品も大きな注目を集め、7位に雪印メグミルクの「恵ガセリ菌SP株ヨーグルトドリンクタイプ」、10位には明治の「明治プロビオヨーグルトR-1」が名を連ねました。

エリア別ランキングの傾向

エリア別のCM放送回数ランキングでは、大阪地区でVISAインターナショナルの「Visaのタッチ決済」が大きな反響を呼び、1位を獲得しました。これは、大阪限定の「得だおれキャンペーン」による影響と言えるでしょう。また、東京地区においては、Indeed Japan「Indeed」が福岡地区で3位にランクインし、地域別にプロモーション展開を広げる動きも確認されました。Uber Eats Japanも同様に、地方都市への展開を強化し、東京地区以外でも7位や4位に名前を表示させました。

札幌地区では、ありがちな冬の影響を物語るようにスタッドレスタイヤのCMが大きく順位を上げて1位と2位を占めています。これより、各地域のニーズに応じた商品展開の重要性が浮かび上がります。

まとめ

2024年10月のテレビCM放送回数ランキングは、SKECHERS JAPANが新たに参入し、そのキャッチーなプロモーションが消費者の心を掴んでいることを示しています。また、アリナミン製薬や龍角散が持つ強力な商品提案も見逃せず、今後のトレンドを先取りするために各企業がどのように動くのか楽しみです。これからも、CMに注目しながらマーケティング戦略の変化をウォッチしていきたいところです。