日本海事代理士会創立50周年記念フォーラム開催
日本海事代理士会が創立50周年を迎え、2025年10月17日に特別フォーラム「海の安全〜未来へつなぐ安心航路〜」が開催されます。このイベントは、公益財団法人笹川平和財団の協力のもとに行われ、国土交通省の後援も得て、次世代の海運業界に貢献するための重要な議論の場となることが期待されています。
フォーラムの目的と重要性
本フォーラムは、小型旅客船事業における安全管理の課題を議論し、さらなる改善案や未来に向けた取り組みについて考える貴重な機会です。海難事故の防止はもちろん、次世代の海洋教育の重要性を再認識する場でもあります。これにより、福祉や環境意識を融合させた持続可能な海の未来を築くための基盤を整えていく狙いがあります。
基調講演と記念講演
フォーラムでは、海難分析や船員教育の専門家である竹本孝弘氏が基調講演を行います。竹本氏は東京海洋大学の教授であり、現場に根ざした「シーマンシップ」の重要性と、それを支える制度や教育の在り方について、自身の経験を踏まえた深い洞察を提供します。
さらに、海洋冒険家である白石康次郎氏が記念講演を行い、過酷な環境で培われた安全意識について、心に響くメッセージを語ります。彼の冒険から得られる教訓は、海を安全に利用するための貴重な知恵となるでしょう。
パネルディスカッションの開催
フォーラムの最終パートでは、小型旅客船事業者や保険、教育、法律の専門家たちが集まるパネルディスカッションが行われます。ここでは、海の安全確保と体験活動の両立、さらには次世代に向けた海洋教育の重要性が中心テーマとして議論されます。参加者たちは、さまざまなバックグラウンドから集い、実効性のある解決策を見出すための交流が期待されます。
日時と参加方法
このフォーラムは、2025年10月17日(金)の13:00から17:00まで、笹川平和財団ビルの11階国際会議場で開催されます。メディアの受付は12:30から行われますので、ぜひお早めにご来場ください。参加を希望される方は、10月15日(水)17時(日本時間)までに指定のフォームからお申し込みください。
このイベントは、海事に関心を持つ全ての方々に向けて開かれています。特にメディア関係者には、広く参加を呼びかけており、さまざまな角度からの報道を期待しています。
まとめ
「海の安全〜未来へつなぐ安心航路〜」は、ただの記念イベントではなく、未来を見据えた重要なフォーラムです。海事関係者だけでなく、より広い社会に向けたメッセージを発信し、共に未来の海を考えていく機会となることでしょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。