不妊治療支援の新たな一歩
2024年12月9日にオンラインで開催される「ORGANON Reproductive Health Webinar」に、ファミワンの代表看護師で不妊症看護認定看護師の西岡有可さんが登壇します。このウェビナーでは、「患者さんにとって最適な治療環境を再考する」というテーマで講演を行う予定です。特に不妊治療における排卵誘発剤の自己注射について、必要性や安全性に焦点を当て、患者さんの不安を軽減する取り組みについて話し合います。
ファミワンは「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会を作る」というビジョンを掲げており、法人向けの福利厚生を通じて支援を行っています。その中でも特に、オンライン健康相談や専門家によるセミナーを通じて、働く方々の健康をサポートしています。
自己注射と治療環境の重要性
不妊治療において通院回数を減らすための手段として、排卵誘発剤の自己注射が注目されています。自己注射は、単に通院を減らすだけでなく、保険適用の中でも必要不可欠な手段となりつつあります。この自己注射が、患者さんに不安なく実施されることが、より多くの選択肢を提供することにつながると西岡さんは考えています。
さらに、彼女は生殖看護の経験を生かし、131名の看護職に自己注射に対する不安やその解消のための工夫についての調査を行い、その結果をもとに最適な治療環境を模索しています。これにより、患者さん一人ひとりに対して最適化されたサポートを提供することが目指されています。
ウェビナーの詳細
このウェビナーは医療関係者を対象にしており、参加者は医師や看護師など医療のプロフェッショナルたちです。参加するためには、12月4日までに事前登録が必要となりますので、興味のある方は早めに申し込むことが推奨されます。
- - 日程: 2024年12月9日(月) 12:30〜13:10
- - 開催形式: オンライン
- - 申込方法: こちらから
- - 主催: オルガノン株式会社
ファミワンの福利厚生サービス
ファミワンでは、健康経営を推進するために福利厚生サービスを展開しています。特に女性特有の健康問題に対して、専門家によるセミナーやオンライン相談を通じて、従業員の健康をサポートします。従業員は匿名で相談できる環境が整い、心理的な安全性が高まるとともに、問題の早期発見と行動変容を促します。
このサービスは、全国のさまざまな企業や自治体に導入されており、小田急電鉄やANAなどの大手企業にもその実績があります。また、神奈川県横須賀市をはじめ、多くの自治体でも利用されています。今後もこのような取り組みを通じて、ファミワンは不妊治療を支援し、より良い社会づくりを続けていくことを目指しています。