ミツトヨの新しい表面粗さ測定機SJ-220
株式会社ミツトヨ(本社:川崎市高津区)は、十数年の歴史を持つSJ-210シリーズを全面的にリニューアルした新型の小型表面粗さ測定機「サーフテストSJ-220」の販売を開始しました。この新モデルでは「使える・つながる・広がる」というコンセプトのもと、ユーザーのニーズに応えるべく操作性や機能が向上しています。
表面粗さ測定機とは
「表面粗さ」とは、物体の表面に存在する微細な凹凸やざらつきを示す指標です。これを測定するための専用機器が、表面粗さ測定機です。SJ-220は、測定結果の解析や演算を行い、各種規格に基づく数値をテキストとして出力できる高性能な測定機です。
SJ-220の主な特徴
SJ-220には、以下のような特長が備わっています。
1.
タッチパネル搭載:従来の物理ボタンに代わり、タッチパネルを搭載。この結果として、直感的に操作ができるため、測定がスムーズに行えます。
2.
規格対応:従来の規格に加え、新たにISO21920にも対応。国際的な基準に沿った精度の高い測定が可能です。
3.
Bluetooth®通信:オプション品を接続することで、スマートフォンやPCとの双方向Bluetooth®通信が実現します。これにより、測定データの管理がより簡単に行えます。
4.
専用アプリ:専用のアプリやソフトウェアが用意されており、検査成績書の作成や測定データの管理をサポートします。
5.
多言語対応:海外でも使いやすいよう、25言語に対応しているため、グローバルな市場でも問題なく使用できます。
受注開始日
SJ-220は2025年1月6日から日本国内で注文を受け付けます。それに先立ち、参考情報として個別の問い合わせやカタログの取り寄せも受け付けています。
価格について
本体価格は税抜で285,000円からとなっており、特に初めて表面粗さ測定機を利用する方にとっても、コストパフォーマンスは良好と言えます。
この新しい表面粗さ測定機SJ-220は、品質管理や製造業における必需品として、大きな期待が寄せられています。これまで以上に使いやすくなったSJ-220で、様々な測定作業の効率を向上させましょう。