株式会社シップスが展開する人気のオンライン限定レーベル「SHIPS.me」は、大手ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOおよび、服のお直しサービスを提供する株式会社コワードローブとの連携を発表しました。この提携により、シップスは「キヤスク with ZOZO」という新しいインクルーシブウェアの受注生産プログラムに参加し、今後様々な商品ラインを展開する予定です。
インクルーシブウェアの重要性
この新しい取り組みは、特に障がいを持つ方々を含む、あらゆる人に適したファッションを実現することを目指しています。ファッションは自己表現の一環であり、誰もが自分らしさを示すことができる場であってほしいという願いが込められています。「SHIPS.me」は、今後も対応ブランドや商品を拡充し、多様性を尊重したファッションを提案する予定です。
キヤスク with ZOZOとは
「キヤスク with ZOZO」は、ZOZOが運営する生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」を基にしたサービスで、ファッションブランドがZOZOTOWN上でインクルーシブウェアを受注販売できる仕組みです。特に、コワードローブが提供する服のリフォーム技術やデザイン知見を活かして、障がいのある方々を含めた全ての人に着やすく、快適なファッションを提供します。最大56サイズに加えて、独自に設けられた13サイズの計69サイズから選べるのも大きな特長です。
第一弾商品と今後の展開
このプログラムの第一弾商品として、特に車椅子ユーザー向けにデザインされた「チェアーパンツ」が登場します。このパンツは、障がい者が直面するさまざまな悩みを解決することを目的に作られています。シップスは、「キヤスク with ZOZO」に共感し、協力するファッションブランドと連携し、さらなるインクルーシブウェアの可能性を広げていくことでしょう。
シップスの企業理念
シップスは、1975年に創業以来、日本のファッションシーンで重要な役割を果たしてきた老舗セレクトショップです。彼らのコンセプト「Stylish Standard」は、国内外のブランドとオリジナル商品を融合させ、トレンドとベーシックをミックスしたスタイルを提供しています。メンズ、ウィメンズ、キッズ向けの幅広い商品を展開し、全国に約70店舗を構えるほか、公式オンラインショップでも購入が可能です。新たに始まるインクルーシブウェアの取り組みにより、シップスはファッション業界でのさらなる価値創造を目指しています。これからの展開に大いに期待が寄せられます。