見逃せない新作『キノコ・ブラザーズ』の魅力
日本文芸社から、尾藤麻論さんの作画、烏山英司さんの脚本による新しいコミック『キノコ・ブラザーズ』が2024年9月9日に発売されます。この作品は、兄弟の絆と予測不可能なドラッグ、さらには陰謀論が絡み合った衝撃的なサスペンスです。
あらすじ
物語は、一人娘が突如として原因不明の病に倒れた父・錠治が主人公です。彼は愛する娘の回復を望み、唯一の希望が「新薬」にあることを知ります。しかし、その新薬のためには莫大な資金が求められます。絶望的な状況に直面した錠治の元に、突然弟・哲雄が現れます。
哲雄は麻薬の売人として知られ、彼の持ち込むのは幻覚キノコ由来の新しいドラッグのレシピ。そして、これによって家族の運命は大きく変わります。錠治が弟と共に新たな道を歩むことになるのか、物語は波乱に満ちています。
登場キャラクター
- - 兄 錠治:元研究職で、現在は炭焼き職人として生計を立てています。妻とは死別しており、病に苦しむ娘が一人。
- - 弟 哲雄:麻薬の売人。兄に幻覚キノコ由来のドラッグのレシピを持ち込み、物語の鍵を握る存在です。
- - 帆沙奈:錠治の一人娘。難病である嗜眠性脳炎を患っており、コミュニケーションは非常に困難です。
- - 天覚亜音:陰謀論者グループ「ナナシ会議」のリーダーで、世間から注目される人物です。
尾藤麻論と烏山英司の黄金コンビ
本作は、尾藤麻論さんの独自の視点と、烏山英司さんの力強い描写が見事に融合した作品です。それぞれのキャラクターが持つ深いストーリーや感情がリアルに描かれ、読者を惹きつけます。特に、陰謀論が絡むことで物語にさらなる深みが加わり、ただのサスペンスでは済まされない内容に仕上がっています。
購入情報
『キノコ・ブラザーズ』は、2024年9月9日に全国の書店及びオンライン書店で販売予定です。単行本はB6判で、定価は814円(税込)です。また、Webゴラクにて連載も進行中で、毎月15日と30日頃に新しいエピソードが公開されますので、定期的にチェックしてみてください。
まとめ
「キノコ・ブラザーズ」は、ドラッグ、陰謀論、そして家族愛が交錯する新しいサスペンスです。この作品を通して、さまざまな人間ドラマを体感することができるでしょう。新刊の発売を心待ちにしつつ、ぜひとも連載も楽しんでください。