『少女H』初上映
2021-03-03 11:00:08
徳島ニューノーマル映画祭で女子高生が描く新たな物語『少女H』が飾る初上映
徳島ニューノーマル映画祭が開幕
徳島県で開催される「徳島ニューノーマル映画祭」。昨年、コロナウイルスの影響で新たに導入されたこの映画祭では、観客が車内から映画を鑑賞する「ドライブインシアター」の形を取り入れています。これは、多くの人々が集まる従来の映画館形式とは異なり、安全に映画を楽しむ新しいスタイルです。
映画『少女H』初公開のストーリー
最初の上映作品として注目されるのは、女子高生を主人公にした『少女H』。この映画は、徳島県を舞台にした物語で、コロナ禍で夢を失った女子高生・天野うづきの成長を描いています。彼女は阿南市の若杉山遺跡や美馬市の伊射奈美神社など、地元の神秘的な場所を訪れながら、古事記の痕跡を探し求めます。
物語は2020年の夏、コロナウイルスの影響で全国的にイベントが中止となった時期から始まります。高校水泳部で活躍し、推薦入試を目指していたうづきですが、その夢が断たれてしまいます。孤独感や勉強への苦手意識を抱えながら、彼女は新たな友人、大月都と日野照子と出会うことで変わっていきます。三人はそれぞれ異なる目的を持ちながら、徳島中を自転車で駆け回る姿が描かれています。
初上映やワークショップの開催
『少女H』の初上映は、2023年3月13日午後6時30分から、徳島市のマリンビア沖州・多目的スペースで行われます。上映時間は約65分を予定しています。映画祭では、他にも『新青春』という作品や、ドキュメンタリー映画『桜谷小学校、最後の174日間』の上映も行われます。
さらに、映画祭期間中の3月14日には、「映画のつくり方」をテーマにしたワークショップも開催されます。このワークショップでは、映画の内容を一行で表現する「ログライン」の作成を学ぶことができます。初心者も楽しめる内容となっており、映画作りの基本を学ぶ良い機会です。
ドローイングアンドマニュアルと映画祭の関係
この映画祭は、DRAWING AND MANUALという企業が全面的に協力しており、彼らは徳島県のブランディング活動を多数手がけています。映画の制作や上映において、地域の歴史や文化を新しい形で表現することが目標です。
これからの徳島の文化
徳島ニューノーマル映画祭を通じて、地域の魅力を新しい視点から伝えることが期待されています。女子高生たちが行う冒険を通じて、観客は単なる映画鑑賞を超え、徳島の神秘的な側面を感じることができるでしょう。こうした取り組みは、今後も地域文化の活性化につながることが予想されます。
この映画祭が新しい風を吹き込むきっかけになり、徳島の魅力が再発見されることを願っています。
会社情報
- 会社名
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ドローイングアンドマニュアル株式会社
- 住所
- 東京都世田谷区奥沢8丁目3番2号 B1F
- 電話番号
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