初の取り組みと深い歴史が交差する金春流 能楽公演
日本の古典芸能である能楽の伝承は、1400年以上の歴史を有する金春流によって支えられています。その金春流が主催する「第19回山井綱雄之會」が、2024年12月7日(土)に国立能楽堂で開催されることが決定しました。この公演には、能楽師として絶大な評判を誇る山井綱雄さんを中心とした豪華な出演者が揃います。
期待を集める演目と出演者
本公演のプログラムには、山井綱雄自らが演じる能『夜討曽我 大藤内』や、村岡聖美さんによる能『葛城 大和舞』が含まれています。また、狂言『居杭』には大藏彌太郎さんが出演するなど、多彩な演目が用意されています。さらに、解説は山井綱雄さん自身が努め、より深い理解を得るためのサポートも行われます。
チケット情報と特典
チケットの販売は現在行われており、詳細はカンフェティの公式サイトから確認できます。全席指定で、S席が10,000円、A席が8,000円、B席が6,000円、さらに学生のB席は3,000円というリーズナブルな価格設定です。また、カンフェティ限定の割引でA席が7,000円になる特典もあり、能楽に初めて触れる方にもお勧めです。
除菌対策も万全
新型コロナウイルスの影響を受けたこの時期において、公演は除菌対策が徹底されており、観客が安心して楽しめる環境が整えられています。文化芸術を愛する多くの方々にとって、この公演は見逃せないイベントとなるでしょう。
山井綱雄のプロフィール
山井綱雄さんは、重要無形文化財(総合指定)の保持者として認められ、公益社団法人「能楽協会」の理事をも務めています。この公演は彼の病後復帰公演でもあり、多くのファンからの注目が集まっていることからも、特別な意味を持つイベントです。
能楽普及と多様性の追求
金春流は、豊臣秀吉からも厚く保護された流派として知られ、「日本の心」を伝えるために国内外で能楽の普及活動を行っています。公演の他にも、初心者向けのワークショップや学校公演、海外公演なども積極的に取り組んでいます。これにより、能楽の新たな可能性が広がるとともに、多くの人々にその魅力が伝わることを期待しています。
チケットはカンフェティの公式サイトで購入可能です。芸術の秋にぴったりな、金春流能楽の深みに触れる貴重な機会をお見逃しなく!