スクウェア・エニックスが帳票基盤をクラウド化
ゲーム業界の巨人、スクウェア・エニックスは、基幹システムを一新し、帳票基盤をクラウド化しました。この取り組みは、同社が将来的な成長を見据えて行ったもので、デジタル帳票基盤「SVF Cloud」を導入したことがその目玉です。
クラウド化の背景と目的
最近のビジネス環境では、デジタル化が不可欠となっており、特に帳票処理の迅速化が求められています。スクウェア・エニックスはこの流れに乗る形で、基幹システムを「SAP S/4HANA」に刷新しました。また、業務の効率化を目指し、Pega Platformによるワークフローの統合も進めています。これらのシステムと密接に連携できる仕組みとして、SVF Cloudが選定されました。
帳票は企業の業務上必要不可欠な要素であり、特に見積書や請求書など、正確性が求められる書類の運用において、安定的な運用が求められています。スクウェア・エニックス内では、業務現場からの「現行と同じ帳票を維持したい」という声が多く寄せられていました。このニーズに応えるため、SVF Cloudが唯一の解決策として採用されたのです。
SVF Cloud導入のメリット
SVF Cloudの導入に際しては、以下のポイントが特に重視されました。
1.
信頼性と安定性: SVFは長年にわたって多くの企業に利用されてきた実績があり、その信頼性は抜群です。
2.
帳票開発の容易性: 特に日本企業に特有な緻密な帳票要件に対応できる点が評価されました。罫線や表示位置、レイアウトの調整が容易に行えるため、業務負担が軽減されます。
3.
システム連携の柔軟性: 複数のシステムと連携し、統一した帳票の出力を実現します。
2023年5月から新しい基幹システムの運用が開始され、現在ではSAP S/4HANAからの会計帳票や、Pega Platformから発行される各種報告書がSVF Cloudを経由して出力されています。これにより、日常的に発生する数多くの帳票が安定的に処理され、高い処理性能を実現しています。
業務プロセスの見直しと未来展望
システム刷新に合わせて、業務プロセスや帳票システムの見直しも実施されました。帳票の作成や管理はSVF Cloudに集約され、最終的には約50本の重要な帳票に絞り込まれました。このようにして設計や標準を統一し、メンテナンスコストの削減にも寄与しています。
また、今後は生成AIを活用し、業務プロセスをさらに高度化するとともに、自動化の視野に広げたデジタル化の深化を目指しています。
スクウェア・エニックスのコメント
スクウェア・エニックスご担当者様は「大規模なシステム刷新にもかかわらず、ユーザーに違和感を与えず、高品質な帳票を安定して提供できていることから、SVF Cloudの価値を実感しています」とコメントされました。このように、技術の導入がたくさんの企業に恩恵をもたらしています。
SVF Cloudとは?
基幹・業務システムからの帳票出力を最適化するクラウド帳票サービスです。柔軟な帳票レイアウトを設計でき、各社のプリンターに対応した多様な出力形式で帳票を運用できます。30周年を迎える「SVF」は、これからも多くの企業へ新たな価値を提供し続けることでしょう。
詳細は公式サイトをご覧ください: SVF Cloud
まとめ
スクウェア・エニックスの取り組みは、帳票基盤を通じて業務のデジタル化を進める重要な一歩です。これにより、柔軟かつ高効率なビジネスプロセスが実現することで、より多くの企業が新たな成長を遂げることが期待されます。