名古屋での新しい宿泊体験、モビリティビレッジ
2025年11月、名古屋で行われる「Japan Mobility Show Nagoya 2025」に向け、株式会社CarLifeJapanが新しい宿泊体験『モビリティビレッジ』を発表しました。この企画は、ポートメッセなごや周辺の宿泊不足問題に対し、ユニークな解決策を提供します。特設エリアで展開されるこの新しいモビリティの世界は、キャンピングカーや車中泊車両を活用した「移動する宿泊空間」を実現するとともに、多彩な体験が待っています。
MaaSとMICEの組み合わせ
ポートメッセなごや周辺は宿泊施設が不足しており、イベント期間中に多くの来場者が宿泊先を探すのが困難です。そこで新設される『モビリティビレッジ』では、キャンピングカーを客室として利用し、商談やミーティング、さらにはリラックス空間としても活用できるような提案をしています。これは「MaaS(Mobility as a Service)」とMICE(会議、誘致、展示)を融合させた新しい形の宿泊です。
モビリティビレッジ独自の魅力
このビレッジでは、キャンピングカーを利用した宿泊体験のほか、昼間の時間帯に商談スペースとして利用することも可能です。この新しい利用法は、旅館業法などの課題をクリアし、新しい宿泊スタイルを構築します。さらに、以下のような多彩な体験型コンテンツも用意されています:
- - サウナカー:新しいリラックス体験を提供する車両。
- - キッチンカー:地元ならではの美味しいグルメを楽しめる屋台。
- - 図書館カー:本格的な読書空間の提供。
- - バートラック:夜の特別な体験を演出。
これらのコンテンツにより、訪れる人々にとって忘れられない滞在になることでしょう。
災害対策にも対応
さらに、この『モビリティビレッジ』は、災害時の避難所としての機能も考慮されています。内閣府が推奨する「イタリア式避難所システム」を導入し、トイレやキッチン、ベッドを48時間以内に提供できる体制を整えています。これにより、災害時にも対応可能なモビリティ空間を提供することができます。
夜間の交流イベント
夜には特別プログラムが行われ、地域の美味しい料理が楽しめるナイトイベントやビジネスマッチング目的の懇親会、さらには各業界団体によるシンポジウムなども開催される予定です。来場者同士がつながるきっかけとなる貴重な時間を提供します。
参加企業の募集
『モビリティビレッジ』では、大手レンタルキャンピングカー企業やキッチンカープラットフォーム、さらにキャンピングカー予約サービス会社など、多様な企業の出展が予定されています。また、車両展示やオーニング、災害関連商品など、さまざまな分野からの出展・協賛も積極的に募集中です。参加希望の企業はぜひお問い合わせください。
展示・サポートの詳細
出展料は、宿泊利用のある車両展示が1台25万円(税別)から、体験コンテンツ提供は無料という設定。スポンサー協賛も受け付けており、金額は300万円から選べるプランがあります。詳細については、公式問い合わせフォームからご確認いただけます。
イベント情報
- - 開催名称:Japan Mobility Show Nagoya 2025
- - 会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
- - 会期:2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
- - 主催:Japan Mobility Show Nagoya実行委員会
- - 来場者目標:180,000人
- - 公式HP:https://www.mobilityshow-nagoya.jp/
今後、『モビリティビレッジ』がどのように展開され、来場者に新たな体験を提供するのか、期待が高まります。名古屋での革新的な宿泊体験をぜひお楽しみに!