カンボジアの教育環境
2024-07-30 17:46:01

カンボジアの子どもたちに安全な教育環境を提供するスクールバスの導入

カンボジアの教育環境と新たな希望



安全な通学の必要性


近年、開発途上国での教育環境は様々な課題に直面しています。特にカンボジアでは、1970年代のポルポト政権の影響から、教育制度が大きく崩壊しました。内戦終結後も安定した教育が確立されていないため、若い世代が直面する格差社会の影響は深刻です。しかし、それでも多くの親たちは自分の子どもにはより良い教育の機会を与えたいと願っています。

日本とカンボジアの架け橋


公益財団法人CIESFは「教育をすべてのはじまりに」という合言葉のもと、カンボジアに「国境なき教師団」を派遣し、教育行政の改善を目指しています。2016年には、授業料無償のCLA(カンボジア・ラーニング・アカデミー)を設立しました。この学校は教育省の認可を受けたもので、卒業生にはカンボジアの卒業資格が授与されます。将来的には日本の高校や大学への進学も支援する予定です。

通学の現状


カンボジアの子どもたちの通学環境は非常に厳しいものです。多くの場合、歩道が整備されておらず、交通事故のリスクがあります。自転車やバイクで通学する場合、不安定な交通状況にさらされることが常です。2023年には交通事故が前年よりも11%増加し、特にカンボジアにおける交通事故は日常的な危険とされています。教育環境の向上を図るも、親たちにとって子どもを安全に送り出すことは日々の大きな負担となっています。

スクールバスの導入が求められる理由


CLAはプノンペンから約40分の郊外に位置しており、現時点での通学手段は保護者による車やバイクです。通学路の危険度が高まる中、スクールバスを導入する必要がますます強くなっています。スクールバスの手配により、子どもたちの安全を確保することができ、親たちの通学時の不安も軽減されるでしょう。

目指す未来


現在の課題解決に向けて、CIESFでは2024年7月から8月にかけてスポンサーを募集しています。目標額は1190万円で、支援者には特別なリターンがあります。具体的には、スクールバスの車体にロゴを掲載するコースや、お名前入りの座席を提供するコースが用意されています。また、タッチパネル式教材といった最先端の教育法を導入する計画もあります。

おわりに


子どもたちが安全に、安心して学べる環境を整えるためには、皆様のご支援が不可欠です。カンボジアの未来を担う子どもたちに、より良い教育を提供するために、ぜひご協力をお願いいたします。


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会社情報

会社名
公益財団法人CIESF
住所
東京都渋谷区渋谷2-9-8日総第25ビル3階
電話番号
03-5774-0250

関連リンク

サードペディア百科事典: カンボジア CIESF CLA

Wiki3: カンボジア CIESF CLA

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