「安心できる地域社会」を目指す成長の道
生活協同組合パルシステム神奈川は、2023年6月12日、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズにて第26回通常総代会を開催しました。この総代会には510名の総代のうち509名が出席し、提案された6議案がすべて承認されました。地域社会の信頼を礎に、組織の透明性と成長を図る重要な一歩となりました。
出席者と議案の可決
出席者は実出席125名、書面出席383名、委任出席1名という構成で、安定した議論が行われました。可決された議案内容は以下の通りです:
- - 第1号議案 - 2024年度事業活動報告、決算報告、剰余金処分案承認
- - 第2号議案 - 2025年度事業活動方針及び予算承認
- - 第3号議案 - 現公認会計士等の不再任及び新規選任
- - 第4号議案 - 第14期役員選任
- - 第5号議案 - 役員報酬額決定
- - 第6号議案 - 役員退職金支給案
これらの議案の承認をきっかけに、組織のさらに強固な運営体制が築かれることになりました。
2024年度の展望
2024年度は「一人ひとりの価値観を認め合い、誰もが安心できる地域社会づくりをすすめます」というスローガンの下、中期計画の1年目として活動を推進していきます。この計画のもと、総事業高は570億円に達し、前年比102.9%の成長を遂げました。また、組合員数は368,539名に達し、前年から8,004名増加したことも特筆すべき成果です。
役員選任と新体制の発表
役員選任の結果、理事22名、監事5名が選出されました。特に、重任された代表理事である藤田順子理事長と専務理事の網野拓男氏は、新たな役員体制のもと組織の安定と信頼性を深めることを目指します。
地域貢献に向けた取り組み
パルシステム神奈川は、地域社会における「心豊かなくらしと共生の社会創り」に向けてしっかりと取り組む意思を示しています。その具体的な目標として、2025年度には総事業高569.7億円達成を目指すと同時に、新規加入者を34,645人とする計画も立てています。
生活協同組合の未来
2025年は国際協同組合年です。この意味を深く捉え、パルシステム神奈川は地域貢献の重要性を再認識し、協力して生きる社会の実現に向けてさらなる努力を重ねていくことでしょう。
パルシステム神奈川は、今後も組合員の意見を尊重し、地域の要望に耳を傾けながら、安心して利用できる生活協同組合を構築していく姿勢を強めていきます。