四天王寺大学の学芸員課程による五重塔展示が特別公開予定

四天王寺大学学芸員課程による特別展示

2025年2月1日、四天王寺大学にて、学芸員養成課程の受講者による特別展示が開催されます。この展示では、「登録文化財となった四天王寺の五重塔―江戸時代から現代までの歴史を振り返る―」というテーマで、五重塔の歴史とその魅力に迫ります。

展示の概要

展示の詳細についてご紹介します。四天王寺大学では、文学部日本学科及び社会学部社会学科の学生が、博物館や美術館での実務を通して、資料の収集、展示、調査研究などのスキルを身につけています。本展示は、これらの学びを実践する一環として行われます。

この特別公開では、江戸時代末の文化年間に再建された6代目の五重塔から、昭和初期に発生した室戸台風で損壊、さらに昭和15年に再建された7代目の五重塔、そして昭和34年に再建された現在の五重塔までの3代にわたる五重塔について、学生がプレゼンテーションを行い、展示解説を実施します。

学生たちの努力の結晶

学生たちは、それぞれの代の五重塔が持つ意味、歴史的背景、さらには戦後の都市復興における文化財の役割にも触れながら、展示内容を充実させています。この展示を通じて、単なる建築物としてではなく、文化財としての価値を再確認していただけることでしょう。

また、当日は四天王寺の観学部の職員による専門的な解説も行われるため、訪れた方々は多角的な視点から五重塔の魅力を楽しむことができます。

展示は、四天王寺大学の図書館前学習ラウンジ及び図書館内展示施設で行われます。遊び心満載の学生によるプレゼンテーションは、展示の数分後、13:30からとなっております。

特別公開の詳細

- 開催日: 2025年2月1日（土）
- 時間: 13:00～15:00
- プレゼンテーション: 13:30～
- 会場: 四天王寺大学図書館前学習ラウンジ及び図書館内展示施設（大阪府羽曳野市学園前3丁目2-1）

この貴重な機会に、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。五重塔の魅力と歴史を学びながら、学生たちの努力を実感してください。また、より詳しい情報やお知らせは四天王寺大学の公式ウェブサイトでもご確認できます。

四天王寺大学の学芸員課程生徒たちが創り上げたこの展示は、歴史と文化を理解する一助となることでしょう。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。