株式会社ニフコとTANOTECHが次世代社会の実現に向けた協定を締結

最近、株式会社ニフコとTANOTECH株式会社が、医療・福祉・教育分野における次世代環境の構築を目指し、協定を締結しました。この連携は、今後の社会における持続可能な発展を加速させることを目指しています。

協定の目的と基本方針

両社はこの協定を通じて、相互に尊敬し合い、信頼に基づく協力関係を強化し、次世代に資する環境づくりを進めていくとしています。具体的には、両社が持つ技術や商品、サービスを相互に紹介し合うことで、医療や福祉の現場におけるイノベーションを促進することを目指しています。

具体的な連携内容

協定に基づき、以下の取り組みが進められます。
1. 技術連携
ニフコが開発した足把持力測定器「HAJICHECK」と、TANOTECHの非接触型トレーニングツール「TANO」を組み合わせ、リハビリや生活動作訓練の向上を図ります。

2. 情報発信連携
SNSやWEBを通じた相互紹介や共同出展を行い、多くの人々に情報を広める努力をします。

3. 産業連携
医療や福祉、教育に関連する他の企業とのネットワークを構築し、持続可能な社会の実現に貢献します。

TANOの役割

TANOTECHが開発した「TANO」は、非接触・非装着型のトレーニングツールであり、利用者が自発的に参加できる仕組みを提供することで、介護現場における負担軽減に寄与しています。この取り組みは、2025年の大阪・関西万博に関連した公式プログラムにも参加しており、多くの来場者からは非常に高い評価を受けているとのことです。

ニフコの挑戦

ニフコは1967年に設立されて以来、様々な分野に向けて高機能プラスチック製品を提供してきましたが、最近では介護・福祉領域にも注力しています。「HAJICHECK」は、高齢者やリハビリを要する方々の健康管理を目指した新しいアプローチとして期待されています。これにより、生活の質の向上や健康寿命の延長など、社会的課題の解決にも貢献しています。