新商品の可能性を探る「次世代歯ブラシ」ワークショップ
大阪府八尾市に本社を置くヤマトエスロンは、オーラルケア製品のOEM市場で国内トップシェアを誇っています。同社は、この度日常の口腔ケアに新たな一手を加えるべく、11月11日に新商品アイデアを創出するワークショップを開催します。これまで95年以上にわたり歯ブラシを製造し続けてきた同社の技術力が、どのように生活者のニーズに応えるのか、注目が集まっています。
本ワークショップでは、ヤマトエスロンの技術を活用し、生活者とメーカーの社員が一緒になって「次世代歯ブラシ」をテーマに新商品アイデアを考案します。NTT DXパートナーが支援するこの取り組みは、生成AIを利用した架空商品モールを活用することで、自由な発想ができる環境を提供します。参加者は、広く「あるある」アイデアをブレインストーミングし、それをもとに革新的な商品を形にするプロセスを体験できます。
ワークショップの進行内容
ワークショップは、まず参加者をいくつかのチームに分け、各チームで「あるある」アイデアを出し合う時間があります。これは、ユニークなアイデアや発想を集めるためのもので、参加者は自由に意見を交わします。
その後、各チームで出たアイデアの中から最も共感できるものをピックアップします。この選定を経て、選ばれたアイデアを基に生成AIを使用して架空商品を制作し、最終的には選ばれた代表商品を発表します。
このプロセスを通じて、参加者は単なる消費者からものづくりの一環に積極的に関わることで、製品開発の現場を体感できる貴重な機会となります。また、参加者による投票や審査員からのレビューも取り入れられ、最良の架空商品が一つ選ばれます。
ヤマトエスロンの製品への思い
ヤマトエスロンは、製造業を通じて社員と社会に貢献するという企業理念を持つ企業です。「モノづくりは人づくり」という観点から、従業員の成長と幸福を実現するための環境を整え、常に市場のニーズに挑戦し続ける姿勢が評価されています。ヤマトエスロンの製品は、口腔ケアだけでなく、カレー容器やヘアケア製品など多岐にわたり、国内で高いシェアを誇っていることが、その実績の証です。
NTT DXパートナーは、地域メーカーの新商品開発を通じて、製品化に向けた成功体験を提供し、地域産業の活性化を図ります。ワークショップの結果を踏まえ、ヤマトエスロンはより良い未来の実現に向けて、新たな製品群を市場に送り出していくことでしょう。
このワークショップは、参加申し込みが必要で、早期の締切が設定されています。興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。新たなオーラルケア製品の誕生の場に、あなたのアイデアが加わるかもしれません。