JR西日本ホテルズで第4回パティシエコンテストが盛大に開催される

JR西日本ホテルズで盛況の第4回パティシエコンテスト

2025年3月4日、京都に位置するJR西日本ホテルズが第4回パティシエコンテストを開催しました。このイベントには、グループホテルから選抜された7名の優れたパティシエが参加し、“スパイスを使用したアシェットデセールとプティフール”というテーマのもと、お客様に驚きと感動を与えるスイーツの開発に挑んでいます。

食のデスティネーションホテルとしての取り組み

JR西日本ホテルズは“食のデスティネーションホテル”として、お客様に豊かな食体験を提供することを使命としています。その一環で開催されるこのコンテストは、パティシエの技術も向上させる目的があります。過去には、苺を用いたウエディングケーキや、テイクアウト向けのケーキなど、毎回異なるテーマでコンテストが行われてきました。これにより、パティシエたちの腕前を高めるだけでなく、多様なスイーツの新しい楽しみ方を提案しています。

今回の課題と審査方法

第4回目となる今回の課題は、“スパイスを使用したアシェットデセールとプティフール”。これは、フレンチの前菜、魚料理、肉料理の後に来るデザートとしての役割を想定し、参加者一人一人が独創的なアプローチで考案しました。

審査は、「試食審査」と「技術審査」の2つの部門で行われました。試食審査では、外部から招かれた著名なシェフたちが味わいや独自性を評価。一方、技術審査では、調理技術と食材管理が審査され、参加者の全体的なスキルが判断されました。

受賞者の発表

厳正なる審査の結果、優勝に輝いたのはホテルグランヴィア岡山の平美沙子氏、準優勝はホテルグランヴィア京都の石井雄大氏です。平氏の優勝作品「山椒の香るクリームチーズのムースデコポンのグラス添え」と、準優勝の石井氏の「パン・デピスとキャトルエピスのキャラメルムース」は、両者ともに洗練された味わいと美しいプレゼンテーションが光りました。

食のスペシャリストによる新たなスイーツ

平氏は、家庭に入っていた時期を経ての復帰後、ブランクを感じながらも優勝を手にしました。彼女は、今回の経験を元に「スパイスと味の調和を楽しんでほしい」と語ります。その想いが形になった作品として、優勝作は実際にホテルで商品化される予定です。

また、石井氏も準優勝という素晴らしい結果を残し、今後のさらなる技術向上に意欲を見せています。

今後の展望

JR西日本ホテルズは、パティシエコンテスト以外にも、和食料理コンテストやカクテルサービスコンテストなどを開催し、社員のスキル向上と交流促進に努めています。これからもお客様に安心して楽しめる食体験を提供するため、価値向上を目指していく所存です。ぜひ、次回のイベントもお楽しみに。

開催日：2025年3月4日
会場：学校法人大和学園京都製菓製パン技術専門学校

JR西日本ホテルズは、5つのブランドと13のホテルを展開し、地域と共に発展してきました。今後も食と旅の魅力を発信しつづけ、お客様に喜ばれるサービスを提供していきます。