カプセルトイ専門店がAED導入で地域の安全を支援

カプセル楽局がAED設置を始める

愛知県名古屋市に本社を置く株式会社ゲオアミューズメントが運営するカプセルトイ専門店『カプセル楽局』が、全国の42店舗にAED（自動体外式除細動器）を2025年9月から順次設置することを発表しました。この取り組みは、地域住民や来店されるお客様の安全を理念に掲げ、安心して楽しめる環境を提供することを目的としています。

店舗の特性と安心感

『カプセル楽局』は「楽しさを処方する」というユニークなコンセプトを持つカプセルトイショップです。駅前や商店街など人通りの多い立地に小型店舗を展開し、手軽に楽しめるカプセルトイを提供しています。まるで地域に密着した薬局のように、顧客に安心感を与える存在を目指しています。AEDの設置は、その安全面においても重要な一歩と言えるでしょう。

企業が公表したところによると、AEDは心停止が発生しやすい多くの人が集まる場所では、迅速に救命処置が行える環境が求められます。『カプセル楽局』のすべての店舗が人の往来が激しいエリアに位置していることから、もしもの時にも地域に貢献できるという思いが背景にあります。

AED設置の詳細

- 設置開始時期: 2025年9月より順次
- 設置店舗数: 全国42店舗（2025年8月末時点）

積極的な寄付活動

さらに、『カプセル楽局』はAED設置を伴う寄付活動も発表しました。設置された店舗で販売される『寄付するカプセル』の売上金の20%を公益財団法人日本AED財団に寄付します。これにより、AEDの普及促進に寄与し、さらなる地域の安全を支える仕組み作りを目指します。

このような取り組みを通じて、『カプセル楽局』は「楽しさ」と「安全」を両立させ、地域社会に貢献する企業としての姿勢を強化しています。地域密着型のビジネスモデルが、今後どのように進化していくのか期待が寄せられています。地域の皆さんが安心して訪れることのできる場を提供し、この試みが他の業界にも広がることを願っています。地域貢献を目指す企業が増える今、カプセル楽局の取り組みは一つの手本となるでしょう。