「SPSアワード 2024」受賞企業が決定
株式会社ソラコムが主催する「SORACOM パートナースペース」(SPS)において、今年度の「SPSアワード 2024」の受賞企業が発表されました。このアワードは、IoT活用を支援する企業の中で最もビジネスに貢献したパートナーを選出し、表彰するものであり、その成果や活動を広く認知してもらうことを目的としています。
最優秀賞を受賞した企業
今年度の最優秀賞である「ビジネス・オブ・ザ・イヤー」には、技研トラステム株式会社とJENESIS株式会社の2社が選ばれました。
技研トラステム株式会社
この企業は、高精度のセンシング技術を駆使し、人数をカウントするシステムを提供しています。このシステムは百貨店、ショッピングモール、公共施設など多岐にわたる場所での導入実績があります。SORACOMの通信機能と組み合わせることで、客数を分析するソリューションを提供し、さまざまな業種でのビジネス成長に寄与しています。さらに、事例を通じて新しい価値を生み出している点が高く評価されています。
技研トラステム株式会社のウェブサイト
JENESIS株式会社
JENESISは、消費者向けからB2B向けまで多岐に渡る機器やウェアラブルデバイスの開発を手掛けています。特にSORACOMのサービスを活用したセルラー通信搭載のIoTデバイスの設計・製造に注力しており、新規IoTサービスの立ち上げや、スタートアップ企業への支援に貢献しています。
JENESIS株式会社のウェブサイト
その他のアワード受賞企業
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
新しくSPSパートナーとなった企業の中から、優れた貢献をしたとして渡辺電機工業株式会社が受賞しました。彼らは遠隔監視ソリューション「Econo・DataChef」を通じて設備監視やエネルギーの使用量可視化を実現し、多くの課題に取り組んでいます。
渡辺電機工業株式会社のウェブサイト
SPSエバンジェリスト・オブ・ザ・イヤー
新たなIoTのユースケースを創出し、情報発信に貢献した企業として、株式会社ゼネックコミュニケーションが受賞しました。彼らは多様なデータを可視化できるIoTプラットフォーム「IoT Station」を提供しています。
株式会社ゼネックコミュニケーションのウェブサイト
SPSイノベーター・オブ・ザ・イヤー
株式会社エニマスは、電力消費量計測装置「エニマス」を通じて企業の省エネルギー化を支援し、その取り組みが評価されました。
株式会社エニマスのウェブサイト
ソラカメセールス・オブ・ザ・イヤー
業界の課題解決に貢献したとして、株式会社ハピクロが受賞しました。彼らは製造業や保育業向けにSORACOMのクラウドカメラサービスを活用したソリューションを提供しています。
株式会社ハピクロのウェブサイト
「SORACOM パートナースペース」