伝説の劇作家・つかこうへいの代表作「蒲田行進曲」が、松尾スズキ演出による朗読劇として、2024年10月19日(土)・20日(日)に京都芸術劇場 春秋座で上演される。
演出を務めるのは、劇団大人計画の主宰であり、俳優、演出家、作家として活躍する松尾スズキ。松尾スズキは、学生時代に「熱海殺人事件」を観て演劇の自由さに衝撃を受け、演劇の世界に足を踏み入れたという。今回の演出について、松尾スズキは「つか芝居は『音』だと思う。新しいことをやるつもりは全くなく、心に思い描いてきたつか芝居の再現に注力したい」とコメントしている。
主演を務めるのは、京都芸術大学卒業生の上川周作。上川周作は、松尾スズキを大学時代からの憧れの存在としており、「松尾さんのお芝居は思わず笑ってしまうけれど、本当に笑ってよかったのだろうかと考えさせられます」とコメントしている。
共演には、笠松はる、少路勇介、東野良平、そして京都芸術大学の学生である末松萌香、松浦輝海、山川豹真(ギター)が出演する。
朗読劇「蒲田行進曲」は、つかこうへいの代表作であり、映画化もされた作品。昭和の時代、下町で生きる若者たちの生き様を描いた作品である。
松尾スズキ演出による朗読劇「蒲田行進曲」は、つかこうへいの作品を新たな視点で捉え、観客に新鮮な感動を与える作品となることは間違いないだろう。
公演は、2024年10月19日(土)・20日(日)の2日間、京都芸術劇場 春秋座で行われる。チケットは7月9日(火)10時から劇場オンラインチケットストアにて先行販売開始。