ハイタレントとAsia Market Entryが協業、新たな市場機会と人材活用の拡大へ

ハイタレントとAsia Market Entryが協業を開始

ハイタレント株式会社（東京都港区、代表取締役：有吉洋平）は、シンガポールに本社を置くAsia Market Entry（AME）との協業を発表しました。この取り組みは、2025年8月から始まり、日本とAPAC地域をつなぎ、グローバルな高度人材の活用を促進することを目的としています。

知の余剰の概念

ハイタレントは、「知の余剰」という独自の概念を提唱しています。これは、高度人材が不足しているのではなく、優れている人材が能力を生かせる場が限られているという考え方に基づいています。この知の余剰を活用することにより、フリーランス人材が新たな活躍機会を見出すことが可能となります。

ハイタレントの強み

ハイタレントは、ハイクラスなフリーランス人材向けのマッチングプラットフォーム『HiTalent』を運営しています。このプラットフォームには、特に戦略系コンサルタントが多く登録されており、英語を話すマルチリンガル人材も多数存在します。これにより、グローバル案件への対応ができる基盤が整っています。

AMEの役割

Asia Market Entryは、アジア太平洋地域への市場参入支援に特化したコンサルティングファームです。戦略の立案だけでなく、実行や現地の営業代行、パートナーシップ構築など、包括的なサービスを提供しています。シンガポールを拠点に、15か国以上での実績を持つAMEは、広範なナレッジとネットワークを誇ります。

協業のメリット

ハイタレントとAMEの協業は、次のようなメリットを企業とタレントにもたらします:

1. タレントの活躍機会の拡大
海外クライアントへの支援を通じて、フリーランス人材が国際経験や多言語スキルを活かすことができ、キャリアの向上につながります。

2. 日本企業の海外進出支援
AMEの市場知見とハイタレントの戦略人材を組み合わせることで、日本企業のグローバル展開を加速します。

3. 海外企業の日本市場進出支援
日本市場への理解が不足している海外企業に対して、日本語対応や文化適応をサポートし、参入を円滑に進めます。

CEOのコメント

AMEのCEOであるスティーブ・ドーソン氏は、「日本企業は海外成長に意欲的であり、グローバル企業も日本市場を重視しています。ハイタレントの人材プールとAMEの実行力を組み合わせることで、両市場をつなぎ、新しい成功の道を切り開いていきます」と述べています。

ハイタレントの代表取締役である有吉洋平氏は、「私たちのミッションは、個の選択肢と可能性を広げることです。AMEとの協業はその実現に向けた重要な一歩です。優秀なハイタレントがグローバルビジネスで活躍できる場を広げ、知の余剰を循環させていきます」と語ります。

今回の取り組みは、日本とAPAC地域をつなぐ新たな架け橋となり、国境を越えた高度人材の活用が、企業の成長機会を創出することが期待されています。今後、両社は互いの強みを結集し、グローバルなビジネスの未来を切り開いていくことでしょう。