ファンマーケティングの新境地
2025-03-05 17:23:43

ファンマーケティングの新境地、日宣が築く未来の仕組みとは

日宣とゴンチャが語るファンマーケティングの未来



2025年、株式会社日宣が主催する「宣伝会議マーケティングサミットPREMIUM」が、東京で開催されました。このイベントは、マーケティングの第一線で活躍するエクゼクティブが一堂に会し、最新の戦略や手法を共有する貴重な場です。その中でも特に注目を集めたのが、日宣のファンベースドマーケティング(FBM)部門と、台湾発のティーカフェ「Gong cha(ゴンチャ)」の共同セッションでした。

クルーとファンとのハピネスな関係



登壇したのは、ゴンチャの広報担当、山下夏子氏と日宣のアカウントリーダー、板坂七夢氏です。彼らは「クルーとファンのハピネスな関係が生み出す、ゴンチャ式ファンマーケティング」というテーマのもと、ファンを重要なビジネス資源と捉える新しいマーケティングの形について語りました。特に、ゴンチャが重視するのは「クルー」、つまり彼らの店舗で働くアルバイトです。

業績においても絶好調なゴンチャは、ペイドメディアに頼らず自らのファン体験を通じて、新たな顧客を呼び込んでいる点が特徴的です。ファンを広げ、ブランドの認知度を高めるための一環として、クルーの意見を取り入れた商品企画に取り組み、期間限定商品の販売を行っています。このような取り組みが、顧客がより深くブランドに関与し、結果としてさらなるファンを生む仕組みを作り出しています。

クルーチャンピオンシップの成功事例



セッションでは、クルー自身が商品を企画する「クルーチャンピオンシップ」というイベントについても言及されました。クルーのアイデアが形となり、商品として販売されるこの祭典は、単に商品の販売を超え、クルーに対する愛着を育むと同時に、ゴンチャのファンベースを拡大する重要な機会となっています。こうした取り組みは、クルーが「ブランドの顔」であることを強調し、ファンに対する信頼感を醸成しています。

日宣の独自のアプローチ



一方、日宣は「コミュニティ発想」を掲げ、特定のペルソナに焦点を当てたマーケティングを展開しています。広告事情が変化する中で、日宣はSNSを駆使したファンベースドマーケティングに注力し、従来の広告手法にこだわらない新たなビジョンを持っています。これは顧客とより深い関係を築くための戦略であり、市場のニーズに応えるための柔軟な取り組みと言えるでしょう。

まとめ



日宣の登壇内容は、企業がどのようにしてファンとの関係性を深め、その力をビジネス成長に結びつけることができるのかを示すものです。クルーとファンとの繋がりを重視することで、ゴンチャはますますの成長を遂げており、この成功事例から多くの学びが得られることでしょう。参加者たちは、今後のマーケティング活動におけるヒントを得ることができたのではないでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社日宣
住所
東京都千代田区神田司町2-6-5日宣神田第2ビル
電話番号
03-5209-7222

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